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四国一周ツーリングin2002年3月9日〜13日

積めるだけ積んだDTはツーリングのムードをより引き立てる。今回の旅の途中にて。
 某高専を卒業する3月に、卒業記念とこーげん君のホーネットお別れを兼ねて四国一周のツーリングに出ることにした。私は60ccか125ccのDTのどちらで行こうかとかなり迷ったが初めて購入したDT50で行くことに決めた。これは高専生活においてDT50から始まり、DT50で締めくくるという良い機会になると思ったからである。丁度ツーリング中に6万キロに突入するみたいだしね。

 中山のこーげん君の家に集合し、そこから反時計回りに走ることになった。
今回のメンバー
私、もっさん、こーげん君の3人
それぞれのゲタ達

私用ゲタ(DT50ボアアップver)
 今回の旅で6万キロに突入予定の何時壊れてもおかしくないDT50。しかも荷物は合計で40kgぐらいと2人乗り並のコンディションだが、今回参加者のどのバイクよりも積載能力は最高である。

もっさん用ゲタ(CBX125)
 かつてZZR400にRVボックス2段重ねという無謀をしたもっさんのゲタである。今回の旅のためにFサスのシール交換とマイクロロンによるエンジンのレスポンス、燃費改善を実行したらしい。今回はRVボックス一個(大きいサイズ)とアルミコーティングのマット担当である。

こーげん君用ゲタ(ホーネット250)
 せっかく900ccのタイヤと超高回転エンジンを持っていながら、全然回さなれることのなかった法定速度厳守のこーげん君のゲタ。まったくツアラー仕様でないホーネットにこれだけの荷物を積載した。この人も大学編入で維持費の問題から手放すらしい。
必需品
 今回は春先でまだまだ夜は寒い。耐防寒シュラーフアルミ保温マットは欠かせない。他に夏用テント(4人用)、コンロ3つ、カトラリィ、アウトドアナベセット、洗面用具、ランタン、懐中電灯なんかを持っていった。またいつも持っていて今まで全く使った事のなかったレスキューセットもあえて携行した(これがもっさんを救うことになるとは…。)


1日目(2002年3月9日)
 もっさんの到着が遅れたため当初の計画からかなり遅れて午後1時の出発となった。1日目は足摺岬周辺を目安にしキャンプする予定である。天気も最高でバイクの旅には最高の日である。6時ぐらいが日の入りであるのでそれまでにはテントを張りたいところであったが間に合うはずもなく当初は海沿いを走るはずが56号線で宿毛に入ることとなった。ああそうそう、南海村の南海トンネル内で白バイが通り過ぎた。引返してくると予想すれば案の定引き返してきた。当初70km/hぐらい出てたのでもしやと思ったがどうもDT50が白ナンバー(原付1種)であると思ったらしい。黄色ナンバーを確認すればとっとと引き返していった。ちょっとビビッたかな。この先の運に暗雲が掛かり始めた気がしたのもこの辺り。今回DTにももっさんから拝借したマイクロロンを入れているので燃費とトルク感がかなりアップしているはずだが荷物が満載であるので急坂になるとローでアタックすることが避けられずエンジンが悲鳴を上げる。

 それから321号に入った。もう日が沈みかけの5時過ぎで、此処らで夕食をとることにし偶然立ち寄った道の駅大月で食べることになった。ここのオーナーはバイクやビリヤード、オーディオなど男の道楽をほとんど網羅していて話をしていくうちに飯を大盛りにしてくれたり、こーげん君は600円のラーメンを頼んだがそれに大盛りの白飯をサービスしてくれた。ここのオーナーのバイクはCB1000で純正のパーツがフレームのみになるまでチューンするという力の入れようでバイク乗りの気持ちをよく判っている。足摺岬方向にツーリングする人は寄ってみよう。店内に入れば究極の道楽野郎であるとすぐに感じるはずだ。今晩泊まれそうなキャンプ場も教えてくれたり、足摺に700円でプールやお風呂などが1日中楽しめる足摺テルメがあることも教えてくれたが今回はパスすることに。お礼を言ってキャンプ場を目指しスロットルを開けた。といってもここから4キロぐらいなんだけれどね。

 到着したのが6時30分ぐらいになりこの季節の客人は我々のみであるのは勿論のこと、管理事務所にもだれもおらずやむを得ず勝手に使用し、管理者が来たら指示に従うことになった。回りはもう暗くテントを建てるためにDTの特製LEDフォグを点けて作業を開始し、その後同系列のホテルの風呂に入りに行った。入浴料は500円であった。

 明日は6時半には出発したいので22時に寝ることに。疲れもありすんなりと睡魔が襲った。

南宇和で小休憩

大月町のエコロジーキャンプ場で一夜を明かす



2日目(2002年3月10日)
 第1夜を無事に終え、5時30分ぐらいに起きて即座にテントを畳む。結局管理人は来なかったので使用料が浮いた。今日はまず足摺岬へ向かう。
 途中の足摺サニーロードで小休憩と記念撮影。朝は苦手な私だがこの景色の素晴らしさがそれをカバーする。この感動は早朝にしか味わえないものがある。もっさんと原付時代に初日の出を見にきたのを思い出した。
  
左 白山洞門                    右 洞門内ともっさん             
 足摺岬へ到着し前回は行かなかった白山洞門に行ってみた。初めて見たので新鮮味があった。右の写真の洞門内ともっさんは妙な具合にマッチングしていると思わない?

小休憩 高知まで94キロの地点
 足摺からは56号線で中村へ向かうことに。途中で休憩し燃料残量をチェックした。その結果中村で給油と食料を補給することになった。走っていると燃料切れになりリザーブタンクに切り替えた。なんとか中村にたどり着き、グランフジに寄ってハンバーガで朝食をとり、フジで食料調達を図る。燃料はスタンドが日曜で結構休みが多い中なんとか見つかり補給した。7L入った。燃費を計算すると35km/Lぐらいで2STにもかかわらずメンバーの中で一番良かった。すごいぞDT50!。

 今晩はライダーズイン室戸に泊まるので携帯で予約を入れておいた。

桂浜にて
 フジを出て、桂浜を目指した。中村から須崎まではかなりハイピッチで70km/h〜80km/hの走行となった。空いていたわけではなかったが他の車が全てこうなのだ。登り坂と下り坂の繰り返しが続き、DTのエンジンは登り坂でOVER REVになることが多くなり悲鳴を上げ続けた。桂浜に着き、駐車場にバイクを停めるには50円必要だった。ここで有名なアイスクリィーンを食べた。どこの露店も200円で本家は水族館前で販売している。

 浦度大橋は原付125ccまでは50円だがホーネット250など125ccを超えると150円になる。あらゆる面で125ccクラスは有利であると改めて実感させられた。

 あとはライダーズイン室戸に向かうのみで予定である18時丁度に着いた。
ライダーズイン室戸に到着
 ライダーズインは何処でも一人3000円で2人なら5000円、3人なら6000円である(税別)。部屋のつくりは簡素なものだがテントより断然良い。一部屋に3人が丁度良い。割り勘で一人2000円なら良心的。部屋にはトイレとシャワーが付いている。シュラフがなくてもマットと毛布を借りられるし電気ストーブは100円でレンタルでける。

 キャンプツーリストが泊まるなら問題ないと思うが、ここは暗いライトしか照明がないので絶対ランタンや懐中電灯は必要。キャンプ道具は必要と考えよう。
      
左 ライダーズインの全景       右 バイクは部屋前に3台は何とか置ける
 アクシデント発生!?
 晩の食事に足りなかった野菜を買出しに行ったこーげん君ともっさんがホーネットで2ケツしていて事故ったという。私は特に買うものもなかったので留守番していたので現場を見たわけではないがもっさんが舗装路のカーブ付近で砂利を踏んだらしい。運転していたのはもっさん。もっさん、こーげん君の安否はいかに。

負傷したもっさん。余りの苦痛に顔が引きつっている。
 こーげん君はちょっとした擦り傷で済んだものの問題はもっさんで、右足を大幅に負傷した。擦り傷がかなり深い上、歩くのが困難だという。骨折の可能性もありこの状態でツーリングを続けるのは困難と判断した我々は悔しさを抑え断念することに。

 今回持ってきたレスキューセットが役に立って、ヨードチンキや包帯、ガーゼなどで手当することができた。傷口に万能の秘食品であるクロスタニンを塗り応急手当を施した。この時もっさんは傷口がしみるあまりに悲鳴を上げるがこればっかしはどーしようもない。レスキューセットには抗生物質や副木、血清、注射器、手術用具まで入っていた(と思ったが…)。はっきり言って学校の保健室よりも充実している。これを持っているこーげん君は凄すぎるがこれを毎回のツーリングに持ってこようとするこーげん君の精神と行動力には脱帽するところがある。

レスキューセット(ファーストエイドキット)の内部。よくここまで揃えたなー。

タンクにクレーターが…
 ホーネットは傷だらけに。ブレーキペダルが曲がり走行が困難。幸いエンジンや操作系には影響なし。しかし知人に売却予定なのにどーするんだこーげん君?

携帯ガスストーブコンロで調理中
 落ち込んでいても始まらないのでとりあえず飯を食うことに。晩飯は昼間に買い込んだラーメンとサトウのご飯そして高知で有名な姫かつおの煮付けである。

 三人分作るにはコンロが一人あたり2台は欲しいところ。今回は合計3台で交互に使用した。また大きめの鍋も1つは用意したい。
 
寝る前に記念撮影
 当時時点でのそれぞれの心情(私の予想で書いてある)
 くっそおーもっさん。四国一周できないではないか。これでのなみのお好み焼きもチャラか。しかしここでツーリングを続けるのは友情を崩すことになりかねないし、仕方ないな。
もっさん
 うおおー痛てぇ。みんなにゃー悪いことしたな。ホーネットの傷はどーしよう。てー言うか家まで帰れるのか?
こーげん君
 大事に至らなくてよかった。…がホーネットがやばい。とりあえず明日みよっさん家で直すか…。
 色々あって疲れたため今日は爆睡。


3日目(2002年3月11日)
 帰り支度はもっさんに負荷をかけないためにもこーげん君と私で行った。今日のルートは南国まで55号で戻り、32号で三島に向かうというもの。こーげん君のホーネットのエンジンが始動せずセルの使いすぎでバッテリーが上がってしまった。こーげん君は必死に押しがけを試みる。

 さらに出発真際、もっさんが財布がないと言い出し、せっかくCBXに荷造り搭載したRVボックスを開け調べる。結局着ていたジャンバーに入っていた。もおーっ、いい加減にしろよーもっさん(笑)。

 高知で給油し、道の駅 南国で休憩し食事をした。ここで土産に銘菓かんざしを買った。これは絶品なので高知へ行ったら必ず買って帰りたい。進物用15個入りが1000円、パックタイプ7個入りが490円だ。

押しがけを試みるこーげん君

帰ってすぐ私の家のドックでホーネットの修理をした

帰った時には60161キロに。結局740キロ走ったかな。
 
 今回の旅において益々友情が深まったのは言うまでもなく、かなりインパクトが強い旅となった。レスキューセットを持ってきてよかったし、旅にアクシデントが起こった時の対処法が身についたと思っている。その後もっさんは病院に行き、捻挫だったらしい。ご心配なく。

 ああそうそう、DTがやばいんだ。マフラーとDTのサイドカバーとツーリングバックとが接触して融合し一体化してしまった。無理矢理剥がすとバックが裂けてしまったし、DTのサイドカバーも切る捨てるはめに。いかに無理をしたかを物語っている。クラッチ系統もおかしいしニュウトラルにも入らなくなったり…。もおーーっどうにでもなれ(笑)。しかし今回もDTはよく頑張ったと誉めてやりたい。

仮死状態のサイドカバー。接触してた物が全て一体化してしまった。
 残りの日(12日・13日)を利用してこーげん君と内子に行ってきた。これも報告する。


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