林道デビューツーリング
2002年8月3日 こーげん君DT125R納車記念 乗り出し〜林道突入
前置
 ホーネットオーナーだったこーげん君は私と同様に大学編入のため維持費の問題から250ccのホーネットを売却することになった。それを兼ねたお別れ四国一周ツーリングを以前2002年3月の春休みに行った。その時から維持費の安い原付2種に乗り換えることを計画し、ネット会議で議論を交わしつつ8月になるまでにいろいろと検討していた。こーげん君はどうしてもオフに乗りたいと言うがそんな時に限って予算と状態の合った玉数が少なくなる。維持費が安く、パワーのある125ccクラスになると尚更である。それに排ガス規制でオフ車125cc以下のクラスは現在全滅しているのだ。

 毎度お馴染みのMjで125cc以下のオフ車を探していると数件いい物が見つかった。こーげん君は当初KSRUの新車にする予定だったが荷物搭載性やロングツーリングには向かないという私のアドバイスで却下(バイクではなく荷物が走っているように見えるのだ 笑)。次にXLR125R最終型のかなり条件のいいものが22万という予算内に収まった物があったが不幸にもパソコンが故障し思わぬ出費で却下。次にDT125Rの青白が19.8万というのがあったが場所が広島ということで取りに行くのが大変ということで却下。DT125Rの青白というのはかなり良い方でちょっと昔のDTはとんでもないカラーリングが多いのだ。他16万位のKDXも見つかったが色がヤバすぎたり、激しく傷んでいるものが多かった。また当時比較的玉数の多かったCRM80も検討したが私の車歴の経験上、5.2Lのタンクで100km走れないというツーリング要素が余りにも低いことからこれも却下。スズキの中古125ccオフの希少さ故にスズキオフは初めから却下。こんな悪戦苦闘が5月6月と続いた。

 しかし機会は訪れるもので89年型のDT125Rが格安の13万というのが目に入った。年式が古い上13万という価格から敬遠されていたのかここ数ヶ月Mj誌に載りつづけていた。こーげん君は一か八か問い合わせてみると距離は2万キロ走っているがあまり傷などは無く状態はかなり良いとういことでこれに決定した。場所も香川であり親戚が近いことでアクセス条件もバッチシだと言う。ただ荷台が付いていないのでオプションで付ける事にした。納車は四国に帰ってすぐの8月3日である。

89年型 ヤマハDT125R
8月3日
 納車日の3日私も付き添いで行ってみた。多少錆てはいたがかなり良い方であった。ただしオンロードを走るには恐ろしすぎるモトクロス寄りのFタイヤと暗いライトバルブ位は交換したいところだ。また2万キロを超えている事からピストンリングも交換したいところだ。

 納車も無事に済んで、私の家で依頼されていたライトコントロール装置の作成と取り付けを行うついでに軽く点検をしておくことに。帰りに近くの瀬戸大橋記念公園に寄ることとなった。

初めてのオフなので少々慣れが必要かな
 
瀬戸大橋記念公園内にて
 瀬戸大橋公園に来ると記念博覧会を思い出す。小学1年だった当時確かここにドラえもんに関するイベントも同時に開催されていたと思ったが。当時バブル期でカロリーメイトの取り放題という景気のいいイベントが行われており私は詰められるだけポケットや袋に詰め込んだのを覚えている。博覧会は大塚製薬も協賛していたのかな。出来た当時はちょっとした遊園地にもなっていて今では展望タワーが残るだけとなった。このタワーは当時頂上付近で故障を起こし立ち往生し6時間余り空中に閉じ込められたという事故の記憶がある。柱内に非常用エレベータがあり2〜3人ずつ救出された。
8月4日この日がメイン
 装置の製作の息抜きにちょっと走りに行くこととなった。半日くらいのショートツーリングだ。富郷ダムに行くことなり三島から法皇トンネルを越えて入ることになった。県道6号線を通ったが当時キャンプ客が多く普段は快速に走れる所でも混雑していた。
 富郷ダムは最近完成し水を貯めてこの時は試験中である。もうすぐ実用化される。富郷ダム周辺は1車線のきれいな舗装路が敷かれ原付や自転車で流すには最高だ。
 
富郷ダム spot1
 ダムから6号線を三島方向に進み県道126号線に入る。以前紹介した「かめいわ」に通じる道路である。そして本山町(白髪山・工石山方面)に向かい工石山・白髪山の林道に向かう。この林道は登山道にもなっており新宮〜大豊を繋ぐ県道5号線(土佐北街道)に出ることの出来る林道である。この林道は数箇所にわたり15cm幅程の溝が横切っておりタイヤ径の小さいバイクでは溝のギャップにはまってしまい非常に危険である。しかしダートは約15km程の比較的フラットダートが続き、5号線に通り抜けられるので初心者でも安心かな。数箇所で分岐しているのでアドベンチャー度はそれなりにあるぞ。
 
↑白髪トンネル spot2            ↑林道入り口 spot3
 
林道途中にて ちょっと休憩 spot4,5


 
↑中間地点 まだまだ続く spot6        ↑5号線 笹ヶ峰トンネル spot7
 白髪トンネルは126号線お馴染みの気味の悪いトンネルで約1000m余りある。電灯が無い上、高低差があるのである程度進まないと出口は見えない。自転車や歩行者でもライト無しでは通行が困難であろう。トンネルまでの区間12月〜2月くらいまで愛媛側は雪に覆われる。

 林道への入り口は高知方向に錆びたゲートをくぐってすぐ左側だ。写真は高知側からの撮影だ。

 林道はフラットダートが続くが場所によっては崩れやすくガレ場になっている区間もある。こーげん君は昨日オフ車に乗り始めたばかりだ。ちょっとスパルタ過ぎたかな。最初は15km/hくらいのスローペースだったが5kmくらい走ると30km/hくらい出せるようになってきた。それでもかなりのスローペースだ。慣れている自分は少々物足りなかったがまあ仕方ないところだ。人にもよるがフラットダートで60km/hくらい出すことが出来るようになればよいだろう。

 林道から見る景色はなかなか良く、夏でも涼しい。と思ったら天気が怪しくなってきた。この辺りは非常に天候の変化が激しい。雨具は常備しよう。

 中間地点では工石山方面と白髪山方面の分岐点でもある。この辺りから妙に空気が温くなったり冷たくなったりし始めた。雷が起こりやすい状況だ。今回は工石山方向に進む。ダートは下りの方が難しい。下りになるとこーげん君のペースが落ち始めた。その上雷まで鳴り始め、5号線まで3kmという辺りで激しく雨が降り始めた。雷がドーォーンとかなり近くに落ちた。この場合出来るだけ早く山を下りるしかない。かなり危険なツーリングになってしまった。こーげん君にとってかなりハードな林道デビューとなったことは言うまでもない。

 ようやく5号線に入ることが出来た。マシンも自分もドロドロだ。林道は丁度郵便局の隣に出る。5号線を新宮方面へ向かう。新宮まで30分はかかる。笹ヶ峰を越えなければならないが、さらに林道を通って国道32号に出る手もあるが遠回りになるだけであまりメリットはない。笹ヶ峰トンネルは白髪トンネルと非常に似ているロケーションだが長さ600m程で、出口も何とか見える。(もちろん電灯は無いけど…)

 こーげん君は今回の林道デビューを無事果たすことができた。走行もかなり上達し安定してきた。さあっ 次は剣山スーパー林道に挑戦だ!。

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