| 愛媛の片田舎のパラダイス 大楽寺 アポなし突撃取材とインタビュウ |
| いかるがTV レポート
2003年の2月27日、我々取材班は、愛媛県南部の小さな町、中島町にある大楽寺の御住職、浅野行権(ぎょうごん)和尚(85)に突撃取材を試みた。 この寺は愛媛県のパラダイスとして朝日放送の「探偵!ナイトスクープ」でも取り上げられたり、NHKやアサヒグラフでも取り上げられている。浅野氏は世界で初めてムササビの人工繁殖に成功させた人物だからだ。以来大楽寺は「むささび寺」の愛称で親しまれている。そして浅野氏は「発明和尚」の異名を取るほどの発明家だ。85歳を迎えた今なお、氏の発明や研究に対する情熱は冷める事を知らない。 それだけにとどまらず、大楽寺には、浅野氏自らが作った民族資料館や、氏のカメラコレクションを展示しているカメラ博物館もある。「手作り」となめてはいけない。大楽寺のこれら施設はかなり有名なのだ。我々取材陣も、大楽寺と浅野和尚の懐の深さに驚かされたのだった。 |
![]() 大楽寺へ続く石段と、大楽寺周辺の景色 |
| ↑県道を突き進む。この道は宇和島バスが走っているのでそのバス停である「大楽寺下」が目印だ。バス停の正面側に大楽寺本堂に通じる階段がある。 |
![]() 大楽寺 本堂 |
| ↑階段を登り、門をくぐると真正面に本堂がある。民族資料館や博物館は境内の奥にあり、お寺の方に頼めば快く開けてもらえる上、浅野氏自ら親切に解説してくれる。 |
![]() 大楽寺和尚、浅野行権氏(85) |
| 浅野氏によると、約50年前から色々なモノの収集を始めたという。物がありすぎて、資料館の整理、掃除ができないのが悩みだとか。浅野氏自ら、親切に資料館の説明や発明品を実演公開してくださった。氏は大変気さくで、我々取材班は時間を忘れて氏と会話した。 |
![]() アサヒグラフで紹介される浅野氏 御寺の池でハマチを飼う試み |
| ↑著名なアサヒグラフで、「むささび寺」として取り上げられた。当時世界で初めて、ムササビの飼育と人工繁殖に成功されたようだ。この時点で御寺という概念を超越している。地元の子供たちは、夏休みの自由研究のネタに、よく訪れるという。 また、庭池でハマチを飼うという、奇想天外な試みを行ったりしている。NHKも取材に来ている。 |
![]() 25000点が放りこまれた資料置き場 |
| ↑御住職が50年かけて集めた資料のうち、展示のしようがなく、邪魔くさくて、どうでもよいモノは、ここに放り込まれている。暗黙上のゴミ置き場だ。比較的仕事が良いものは、下の資料館に展示保管されている。まるで扱いが違うこのギャップの激しさも、パラダイスの重要な要素である。さあっ、いよいよ民族資料館の大公開! |
| 大公開!民族資料館 |
ABCの「探偵!ナイトスクープ」でも紹介された民族資料館を併行して紹介してみる。コアなモノも大公開! ←資料館、ご開帳。
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![]() ナイトスクープ画面その1 大金持ちのおもちゃ |
| ↑まずナイトスクープで出てきたモノから紹介。小枝探偵が乗っている馬は「高級子供玩具」と書かれていた。資料館の入りぎわに置かれておりかつてボンボンのお子様が愛用した玩具だったようである。 |
![]() ナイトスクープ画面その2 すずらん美容院でもらった 首など |
| ↑小枝探偵が指差している首も資料館を入ったすぐ左側にあった。奥には年代物の柱時計やテレビなどが並ぶ。 |
![]() 蓄音機とニッパー君 良い味の古いラヂヲと8トラ
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| ↑資料館内にはありとあらゆる分野の物が展示されている。浅野氏の趣味も入っており中には貴重な蓄音機やビクター犬のニッパー君なんかも存在した。氏の話によると、大楽寺は藩主よりも石高があった非常に格式の高いお寺だという。昔の住職がコソっと呑みに行くために使用したといわれる忍び篭も存在した。 |
| 大公開!博物館と発明品 |
| ここで浅野氏自慢のカメラコレクションや発明品の数々を紹介する。 |
![]() 浅野氏の発明品の傑作の一つ、 「水力レコードプレーヤー」 ナイトスクープ画面と現物 |
| ↑ナイトスクープでも大々的に取り上げられた、「自称」最高傑作の「水力レコードプレーヤー」も見せていただいた。浅野氏のコメントはこちらでDLして聞いてください。約11秒です。 |
![]() 噂の地震計 ナイトスクープ画面と現物 |
| ↑地震計は浅野氏のお孫さんの作品だという。一家そろって発明家か?お孫さんたちも、発明でさまざまな賞を取得している。特許申請もされているとか。 |
![]() 未だ試験中のお魚三枚おろし機 ナイトスクープ画面と現物
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| ↑発明品の数々は冗談混じりのものから本気なものまでさまざまである。こんなお寺はこの世ではここだけだろう。 |
| カメラ博物館 |
![]() プロ仕様の天体望遠鏡や、貴重なカメラが陳列されている。
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| ↑カメラ博物館には名機の数々が。ライカ、ツァイスイコン、フォクトレンダー・・・。垂涎物のカメラがぞろぞろ揃っている。コレクション数は名品珍品からおもちゃのカメラまで総勢約500点。浅野氏が子供のころから収集を始めたらしい。浅野氏自慢のカメラはコンタフレックス。当時4000円だったそうである。当時の値段で家が10軒建つといわれたらしい。 |
| こんなものまで・・・・ |
| カメラ博物館の奥には浅野氏のCTスキャン写真まで展示されていた。ここまで来ると本気なのか冗談なのか分からない。また本堂の離れには小枝探偵が書き残したと見られるサイン色紙があった。 |
![]() 自分のレントゲン写真について語る浅野氏 |
![]() ナイトスクープの桂小枝探偵が書いたサイン色紙があった |
| 発明和尚の有難い法話 |
| 資料館や博物館を舐めるように見学した後、浅野氏は母屋に我々を招き入れ、非常に有難く、ためになるお言葉を熱く語っていただいた。 |
| 一、御寺の「寺」という文字の由来とは------ 一、無学という言葉の真の意味とは-------- ブロードバンドの方は、ダウンロードして聞いてください。終了しました。 |
| なんとこのお寺の初代はあの藤原鎌足だという。秘蔵の家系図も見せていただいた。この辺りは冗談半分で、話を聞く方が良いだろう。 |
![]() 秘伝の書や絵巻の数々 |
| 記念撮影 |
![]() 大楽寺 門前にて 資料館入り口にて |
| まとめ |
| とにかく驚きと感動の連発であった。我々みたいなツーリスト達にとってこれほど楽しめるお寺は四国中いや日本中探しても見つからないことだろう。無料なうえ、浅野氏の都合がつけば何時でも見学できるであろう。 大楽寺は松山から宇和島へ向かって約70km(2時間)くらい。「大楽寺前」のバス停が目印だ。ナイトスクープファンでパラダイスに興味があれば必ず満足して頂けるはずである。 |