ぼくらの三次市探訪ツーリング

三次市で朝霧の雲海を狙うスペクタクルツーリング
in 2003年11月22・23日
 これまでに長期間の九州ツーリング・24時間耐久ツーリング・・・などを重ねる内に、段々と免疫ができてしまい、通常のツーリングでは満足できなくなってしまっている最近、以前から話題になっていた「朝霧の巫女」に出てくる舞台である三次市で、朝霧の雲海を写真に収めようと、この手に興味のある手身近な仲間を誘い、シャッターチャンスを狙うという、スペクタクルなゲリラツーリングを実行してみた。


アニメや本に登場する舞台で朝霧を狙う 著者:宇河弘樹・出版:少年画報社より


 もっとも今回の計画は、気象条件によって大きく左右されるので、雲海が見られるかは、出た所勝負の成り行き任せとなる。また今回は、自分以外は30km/h制限の原付なので、自分も歩調を合わせるために、エイプ100で行くことになった。燃費も抜群に良いし、始めからそのつもりではあった。125cc以下のミニバイクの最大の魅力は、しまなみ海道の原付・自転車専用道路を通行できることと、燃費が良いことだろう。本州に上陸するのに、費用を最小限に抑えることができるということである。それに三次市市内などの旧道など、通行制限がありそうなところでも、大概は通行できる(一方通行の進入制限があっても、殆どの所において2輪車はOKだ)。距離もここから片道350kmといったところである。下手をすれば48時間寝られないシチュエーションに見舞われる可能性が大きいので、それなりの根性と気合が必要であるし、仲間も曰く「原付でこれだけの距離を走るのは初めてなので、自己記録更新と、自分の限界に挑戦できる」と張り切っている。
 今回は各々のバイクの制限上、なるべく幹線道路は通らず、旧街道などの30km/h制限のナローな道路を利用する。逆に言えば、あえてそのような道を通ることで、古の道に隠された懐の深さを味わうこともできるだろう。

 今回は非常に寒いことと、夜通しになることが予想できるので、張込ができるようにシュラフやカイロ・ランタンなど、それなりの装備は持っていく予定だったのだが、手頃な価格で旅館を予約することができたので、キャンプ道具を持っていかなくてもよくなった。三次市は以前の中国地方ツーリングの時、通過したくらいであり、地理的には殆ど未知に近いので、GPSなどの機材を導入したいところであるが、金銭的に無理な話である。で、やっぱり成り行き任せ。でも地図は持っていくよ。旅館に予約を入れた時点で、ゲリラ的とは言えなくなったが、かなりの展開が期待できそう。
 では、いつもどうりに、各々のマシンの紹介からいってみよう。
ぼくらの原付一種・原付二種
しまなみ海道を格安で走るには、125cc以下の二輪車もしくは自転車であることが必要である。改めて125ccクラスは素晴らしいと感じる。(125cc以上で原付道を通っている人が極稀に居るようだけれど、絶対だめですぜぃ!)

O君用ゲタ ホンダ ベンリーCL50(少林寺仕様)
 ↑O君のゲタはベンリー50で、実家までの約300kmを走るコミューターとして、コレを使っているそうである。車体のサイズも丁度よく、ツーリングから街乗りまで、オールマイティーな走りに答える。フロントサスもストロークを確保してあるので、オフロード走行も可能だ。


NIY君用ゲタ ホンダ スーパーカブ50
 ↑今回のツーリングでもっともアクセントが強いのが、NIY君のカブである。昭和63年型のこのカブは、氏のおばあちゃんが、畑までの足として使っているモノを借りてきたそうだ。現在19000km台であるが、現在までノーメンテというのが凄すぎる。ライダーに腕があれば、基本的に何処でも走れる。
 郵便局・新聞配達などで、ご用達のカブはちょっとのことでは壊れない。いいや、壊れないという以前に、壊れても何とか走る。さすが日本の代表格の単車である。これがカブ魂と、我々などのバイク乗りの間で言われている。でもいくらカブとは言え、メンテは必要。

チェーン交換を急遽私の家ですることに
 チェーンが伸び伸びで、しかも固着している部分があるという、恐ろしい状況だったので、急遽家のガレイジでチェーン交換を行った。タンクの中も錆々だったので、キャブの掃除もしたかったが、替えのパッキンもなかったので、今回は見合わせることにした。
 チェーン交換は少し方法を伝授しただけで、NIY君はできるようになった。やっぱ高専の機械科を出ているので飲込みが早い。
 他も手を入れたい個所は山ほどあったが、今回は時間がないので却下。こりゃー絶対ツーリング途中でトラブルが出るなあ。


自分用ゲタ ホンダ エイプ100
 ↑自分はエイプ100で行くことにした。DT125では仲間と歩調が取れないので、余計疲れてしまうのだ。燃費も悪いので無理に、パワーの有り過ぎるDTを使うことはない。今回のような、のんびりツーリングには、やっぱり燃費の良いエイプだろう。それに縦型の4ST単気筒の心地良い振動が、妙な眠気を誘うくらいに気持ちいい。
 ただしリヤタイヤは限界なので、ギリギリ行って帰ってこられるかどうかという具合だ。まあその方がスリルがあっていい。旅はヤッパ何か起こらないと面白くない。

今回全員がホンダの単車である。
11月21日金曜日
 オペアンプのボルテージ・フォロワー回路を追加することで、うまく波形が取れるようになったので、キリの良い所で卒研を切り上げて(研究室以外の人が読むと何のこっちゃ?と思われるかもしれないが・・・)、はよー旅の準備を始めた。今晩の8時に大学に集合し、自分の実家で1夜を明かす。そして明朝9時に出発する予定である。ちょっと時間があったので、仮眠しておくことにした。←これがマズかった。
 一番燃費の良いはずである、NIY君のカブが途中でガス欠で往生したが、メンテもしていないので当然といったところかなあ。自宅で軽くメンテした後、毎度儀式とも思える自販機うどんを食しに、いつもの場所へ行った。
←初めて家に来る県外の友人には、ここから案内するのだ。
 ↑初めて自分の実家のある街に来た仲間は、毎度ながらこのうどんの自動販売機には驚く。自分ではこれが普通だと思っていた。やっぱり、旅に出ると、人それぞれ新たな発見があるものである。

 明日は早いので、家のオーディオシステムを使って軽く予習した後、早めに寝ることにしたのだが、仮眠した自分は、朝まで寝付けなかった。まあこれもいつものこと。以前作成した脳内定位を解消するヘッドホンアンプを使って、音楽を聴くなどして眠気を誘ってみたが、さすがに3時間仮眠した暁には効果はなかった。
一日目 11月22日土曜日
 週間天気予報は、現地の今日は曇りのち晴れ、問題の日曜日早朝は快晴で、しかも寒波が来るという、朝霧を見られるコンディションは最高である。しかし寒波が来るので、夏用の道具を使ってのキャンプは無謀すぎた。これは旅館にしておいて正解だったと思った。

旧道(四国の道)を辿る
 ↑今治までのルートは、愛媛県の場合、国道を迂回できる旧道が所々残されているので、我々はこの旧道を選択した。交通量も少ないし、30km/h制限の原付でも安心して走行できるだろう。四国の旧国道は、「四国の道」に認定されている個所も多く存在し、お遍路さんや、サイクリングにも利用される。道沿いには古の建物やお堂なども存在するので、走っていて退屈しない。

◎しまなみ海道 

糸山公園にて
 ↑糸山公園から来島海峡大橋を望むことができる。ここへも何度となく来ているが、今回の仲間は初めてだという。しまなみ海道の原付道路を通るのも無論初めてらしい。今治〜尾道まで全橋の原付(125ccまで)の通行料は510円なので、本州に上陸するにはどんな機関よりも安いと思われる。尾道までの最短距離で約70kmあるが、迷わなければ2時間くらいで走破できるだろう。
 しまなみ海道を走行していると、所々で125ccのピンクナンバーを見かける。島民の人たちも積極的に125ccを愛用しているようである。島にあるバイクショップにも、125ccクラスを多く置いてある。原付二種のパラダイスとも言えるだろう。

◎尾道市駅前
 
尾道に到着 尾道駅とその周辺・「尾道ラーメンいのうえ」にて
 ↑尾道に着いた時には、もう1時を回っていた。昼飯もまだだったので、有名な尾道ラーメンを食すことにした。駅前のビルにある「いのうえ」に入ったが、満員で少々待つ羽目に。かなりの人気店と見た。味も価格も良かった。ちなみにラーメンは450円だ。替え玉も一玉150円で利く。
 ここからは国道184号線で三次市に向かう。三次まで一番妥当な道である。ただしこの道は交通量が激しい上に、上り坂のハイスピードゾーンが多くあるので、30km/h制限の原付では辛い。ここでNIY君のカブが、やたらぐずるので、往生したのだが、どうもキャブにゴミが詰まっている様子であり、リミッターがかかったかのように、急にスロットルを開けると失速してしまう。しかし20km/hはないやろ(爆)。
←やっと追いつくNIY君
 ↑カブを鞭打ちながらようやく追いついたNIY君。大丈夫!急がんでもええでぇ。ゆっくりマイペースで走ろう。

◎夕方4時予定どうりに旅館に到着

国民宿舎 三次長寿村
 ↑今回我々が泊まる旅館は、「三次長寿村」である。素泊まりなら3600円と非常に良心的。場所は高谷山の麓にある。朝霧の雲海が見られる「霧の海展望所」までは、ここからバイクで5分くらいで行ける。旅館に荷物を放り込んで、とりあえず、下見に展望所まで行ってみた。


◎明日に備えて展望所を下見しておこう
 
展望所にて
 ↑展望所からは三次市が一望できる。車両は乗り込み禁止なので、写真を撮りたい時などやむを得ない時は、押して持ち込むこと。(草木を傷めるので必ず守ろう)
 展望所は高谷山(ココ)を入れて約3箇所あるらしいが、今回泊まる旅館からは一番近いのがここ。

 ↑今回は初の高専から編入仲間同士でのツーリングとなったので、やったらはしゃぐ。今回のツーリングに、高専生の名誉とも言えるハタケヤマ賞を受賞した者も参加した。
 
三次の街一望 明朝はどのような景色になるのだろう
 ↑とりあえず、通常の三次市を撮影し、市内に下りて夕食を取りに行くことにした。市内に降りた時にはもう真暗で、レストランに入った時には6時くらいだった。ついでに有名なイズミに行ってみた。

◎有名なサングリーン・イズミ 夜バージョン
 
サングリーンイズミ とアニメ該当画面 
 ↑アニメに登場する舞台で、有名なイズミに行ってみた。夜のイズミは妙なくらい綺麗に写真に収まった。11月下旬だとクリスマス・ツリーが飾られているようである。定番スポットの一つ。アニメでは第10話を参照。

さあ旅館に戻り、はよー寝るか。
 
部屋に置かれている販売ハコ
 ↑旅館の各部屋に置かれているこの販売ハコは、冷蔵庫の中にカプセルホテルを小さくしたような感じの、商品用のシェルが並んでおり、欲しい商品のボタンを押すと、扉が開き商品を取り出す。取り出した商品の情報は、フロントのコンピュータに転送されて、帰る時に課金される仕組み。ボタンを押したらキャンセルはできないので、よーく考えてから押すこと。
 しかし寝ながらモノが買えるというのも凄いなあ。逆に言えば、不精とも言える。
←見本の並べ方も凄い
 ↑旅館に泊まる楽しみの一つとして、変わった自動販売機に遭遇することがある。ここも例外ではなく、非常に見本の並べ方が変わった自動販売機が置かれていた。これじゃ何が出てくるかわからん。

 さあはよー寝る寝る。何と8時には爆睡。5時30分に起きるとして、9時間半も寝られる。
二日目 11月23日日曜日
 おおおっ!旅館の外は霧が漂っている。これはかなり期待できる!!と、早朝6時に展望所に向けて出発。日の出は6時20分くらいだが、着いてびっくり!あまりにもギャラリーが多いのには驚いた。三次の朝霧はかなり有名なようである。

 昨日写真を撮った所は、先客がいたので、別の場所を速さに確保して、マイ・キャ〜メラ(爆)をセッティングした。今日はいつものデジカメと、現像に費用がかかるので、自分は滅多に使っていない、35mmフィルムを使う一眼レフの2発で勝負する。
←キヤノンのAV-1 かなり古いが画質は良好
 ↑かつてお父が使っていたが、知らぬ間に自分の物にしてしまった。最近デジカメの気軽さに負けて、あまり使っていないが、ここぞと言わんばかりに持ち込んでみた。久々の活躍時である。

◎さあ!いよいよ朝霧の雲海の大公開!!

あまりにもスペクタクルな雲海に、我々は感激したのであります!
 ↑こんな好条件は、なかなか訪れないだろう。雲も殆どない日本晴れ状態で、理想そのものである。時間は6時15分で、日の出直前である。(写真はデジカメで撮った4枚の繋ぎ合わせです。)
 写真クリックで大きい画像が見られますヨ

 
我々も負けずにシャッターを切りまくる
 ↑左・右・後方からシャッターの音が炸裂する中、我々も負けずとシャッターを切って切って切りまくる。デジカメは半導体固体メモリーが許す限り撮りまくる。一眼レフはもうフィルムが尽きた。24枚撮りでは少々物足りない。フィルムの予備はないので、後はデジカメに頼る。
 願望の朝霧の雲海に、こんな好条件で遭遇できたのだから、そりゃー色々とアレンジしてシャッター切りたくなるもんだ。

 
日の出と朝霧の雲海
 ↑うーん何と言うか、姫神の音楽が流れてきそうな光景である。日の出は6時24分くらいだった。素晴らしいとしか言いようがない。自分的には姫神の「まほろば」を聴きながら、この光景を眺めたかったなあ。
写真クリックで大きい画像が見られますヨ

 
雲海に見入るギャラリー達            雲海をバックに記念撮影
 ↑日の出とともに歓声が上がった。うわぁー凄い綺麗〜来て良かったなあ〜最高の条件じゃけん(広島弁)・・・とあちこちで感激する声が。行き当たりでここまで見られたのは、あまりに幸運すぎる。過去に百武すい星やしし座流星群といった、何らかの自然現象を狙うと、必ずと言ってもいいほど、天候が悪かったからなあ。
 昨日撮った写真と比較してみても、雲海の下に街があるなんて信じられない。でもここは同じ場所なんだ。

十分写真を撮り終え、旅館に戻る
 ↑山から下ると、そこは霧の海の中。〜これはうつろなるものではない、朝霧の巫女と云々・・・朝霧じゃ〜。っと劇中の名セリフを詩ってみたが、それ以前に眼鏡が曇って事故りそうだ(爆)。
 後は三次市の探訪に繰り出す。旅館は9時にチェックアウトした。

◎三次市探訪記録
有名所を大まかに、行き当たり勝負で探訪してみた。

三次市歴史民族資料館
 ↑稲生物怪録について調べるため、民族資料館を訪ねたが、今日は休館日だった。祝日・月曜は休館日らしい。残念だった。ここは元々銀行だったらしい。


三上のたばこ屋さん 単行本に出てくるスポット
 ↑ここも有名スポットのたばこ屋さん。早朝なのでまだ開いていない。今日は朝から幸運続きなので、ここで宝クジを買っとけばよかったなあ。ツキがある時は、意外と何をやってもうまく事が進むものである。年末ジャンボはここまで買いに行こうかな。

 
上のスポットがある旧街道
 ↑資料館やたばこ屋さんは、同じ旧街道の通りにある。やっぱり古の道は懐を感じる。右の写真は先の方に巴橋が見える。我々は巴橋の方から、この旧街道を通って、太歳神社に向かおうとしている途中である。


三次フードセンター 単行本に出てくるスポット
 ↑有名スポットの一つのスーパーマーケットである、三次フードセンターがコレ。前の旧街道の交差点に位置する。まだ朝が早いので、準備中だった。スーパーは基本的に朝10時から営業である。

 
太歳神社にて
 ↑ここは「朝霧の巫女」ファンなら必ず行かなければならないという、ステータスなスポットの太歳神社である。ちなみに巫女さんはいないので、妙な期待をしてはいけない。我々はバイクも写真に収めたかったので、あえて道沿いから写真を撮った。ちょうど愛犬の散歩をしていた、地元のおばちゃんが、親切にも写真を撮ってくださった。しかしこの場所、左側が急カーブになっており、危険すぎる。
 お参りをして、次は巴橋に向かった。

巴橋と江の川
 ↑江の川に降りて、バイク達も一緒に写真に収めた。有名な巴橋をあえてこの角度から撮ってみた。川へも降りられる場所があるが、今の寒い時期はやるべきではないなあ。

 
締めくくりは、三次駅

 
劇中と同じアングルで     該当画面
 ↑三次駅は、最後に行くことにした。有名なワンシーンの目線で撮ってみた。しかし我々が行こうとする所、意外と人が少ない。日曜の午前中だからなのだろうか。逆に怪しまれなくて済むのは良いのだが。しかしこの駅前、妙なくらい新居浜駅前と錯覚するのは自分だけだろうか。(ローカルネタですみません)
 実際はもうちょい先に進んだ所が当所となる。
 三次市内は出来るなら、マルイシ自転車の最高傑作?でもある、自分の愛車ベルファースト(購入当時はステータスな通学車だった。頑張れば60km/hは出たと思う)で移動したい。ステンレス多用ですっごく重い(フル装備だと20kgくらいと実用的である)が、耐久性は抜群。これならアヤタチに壊される心配もないなあ(爆)
 冗談はさておき駅前もそうだが、特に旧街道は細かい道にも対応できる自転車が強い。もちろん自分の足で歩いての観光も、体力があれはより一層良い。

◎食事と食事処
 
イズミ店内のやまだ屋で食事
 ↑現在10時前で、霧もすっかり晴れた。我々の腹時計は進んでいるのか、遅れているのか良くわからないが、朝食は未だだったので、昼と兼用で、食事を取った。イズミ店内にあるやまだ屋で、広島と言えばカキであるので、限定20食のかきフライ御膳を注文した。ボリュームも味もGOOD!。その上飯は自由に何杯でもお代わりできる。それで850円という安さも相まって、ツーリングライダーは是非寄りたい飯処である。昼前で客は我々のみだった。店長さんも気さくに三次市のことを話してくれた。

◎お土産モノ
 
三次銘菓 泡雪三姉妹と洋酒ケーキ
 ↑この手のお土産と言えば、三次銘菓 泡雪三姉妹だろう。ステータスなお土産である。自分は個人的に好物である洋酒ケーキも買ってかえった。いずれもイズミ店内で購入できた。

↑中は柚子と玉子と小倉の3つの味が入っている。自分はてっきり寒天状の水羊羹か、ローォル・カステイラのようなお菓子を想像していたが、マシュマロでもないスポンジケーキでもない不思議な食感だった。玉子(オレンジ色の半透明のメイプルソオスのようなモノ)は羊羹だった。甘すぎるので、ニガイお茶が欲しい。
 三次は他にワインが有名。朝霧が良い葡萄を育てる。これはイタリアのワインでも同じことが言える。イズミ店内でもワインの試飲会が行われていたが、飲酒運転になるのは、絶対にいかんので今回は断念した。

◎帰ってメンテナンス
 後は来た道を辿り、岐路に着いた。自宅に着いたのはそれから約6時間後だった。帰りは急勾配の下り坂が多く、エイプが早すぎて(95km/hは出てたかな)、所々で二人を見失いかけたが、少し止まって待っていると、すぐに追いついたので、さほど問題にはならなかったが、ベンリーのO君は、コレを機にボアアップすることを、堅く心に誓っていた。まあその前に普通自動二輪の免許とろうね。ギヤ付のベンリーに乗っているなら余裕で取れるよ。

 他の2人と別れて、自分は実家でエイプのタイヤ交換を行ったが、小径のチューブレスタイヤの交換は、ビードを落とす特殊工具や高圧のエアポンプが必要となるので、今回は素直にショップにお任せした。
 
タイヤだけを外し、DTでショップへ急行!
 ↑エイプからタイヤを外し、ショップに持っていく。タイヤの入れ替えだけなら1000円の工賃でやってもらえた。あと古タイヤの処分費に400円別途必要。以前のノーマルタイヤは6200kmで交換。頑張れば7000kmは持ったかもしれないが、スリップサインも消えていたし、まるでスリックタイヤみたいである。元々がブロックパターンのタイヤだったとは、とても信じ難いものがあった。今後忙しくなりそうなので、今回交換することになった。
 それよりも、DTのタイヤがパンクしていたのには往生した。

 走行距離は愛媛から往復480kmで、9.82Lの燃料を消費した。つまり燃費は48.8km/Lといったところで、メーカーのカタログ提示は54km/Lであり、90%以内に収まっている。燃費も良いが、提示のずれも少ないのはさすがホンダのバイクである。燃料費1000円と橋代があれば、三次まで往復できるというのも、125cc以下のバイクならではだろう。100円で約50kmも連れて行ってくれるこのバイク。燃料が切れてガソリンスタンドまで、単車を押すことで、改めてそのありがたみをしみじみと感じる。100円で50kmも走れると思うと、改めて凄いなあと思ってしまう。
 平均時速のデータも出したかったが、途中で休憩したりしたので、殆ど意味のないデータが出そうなのであえて出さなかった。

 三次市ツーリングは素晴らしかった。また何か面白そうな企画をしたいなあ。今度はダート林道だけで四国4県を跨ぐ、気分はまるで逃亡者!ざっ!!ラリーツーリングでも企画しよかぁ〜

※単行本表紙・現地比較した劇中の画像図には著作権があります。今の所無許可にて掲載しておりますが、不都合な場合は撤去いたします。

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