大阪にちょこっと行ってみよう

2004年2月26日 イノセンスの試写会へ
〜イノセンスの試写会チケットが当たったぞ!〜と一本の電話がもっさんからかかる。大学の同じ研究室でPDAのクリエとか、PSXなど身の回りで懸賞に当たっている知り合いが多い今日この頃である。なんとも羨ましい。意外と当たるモンなんだなあ・・・と少しばかり考えさせられた。

 イノセンスは押井守監督の作品で、監督は攻殻機動隊なんかを手がけていることで有名だ。今回のテーマは「いのち」らしい。一回や二回見ただけでは理解することは難しいだろうなあ。

パンフレット
 で、試写会チケットは二人までOKらしい。それなら一緒に行ってみるかと、もっさんからお誘いがかかったと言うわけだ。断る理由もないし、すぐに決まった。後は交通手段はどうするか?という問題だけである。当初はバイクで行くことにしていたのだが、燃料費やその他のコストを考えても、南海フェリーを使って、人間だけが上陸した方が相当安くつく。増してしまなみ海道を通って行くなど、18時からの開演に間に合うとは思えない。バイクで行くには少々無理がある・・・ということで和歌山までフェリー、そこから南海電車でなんばまで向かうことになった。会場は大阪駅の近くらしい。6時のフェリーに間に合えば、8時過ぎには和歌山に着く。そこから電車でなんばに向かうが、どう考えても10時には着いてしまう。ついでに大阪見物でもするかと、今回はバイク以外の交通機関に委ねての旅となった。バイク以外の旅もたまにはいいもんだ。

 出発は26日。卒論も提出し、最終報告会も何とか終了。全てがパーフェクトなはずだったんだ。ここまでは。
26日早朝5時集合!・・・もっさんは150kmほどのバイクの旅、自分は下宿で待っていればいい。もっさんに言わせれば、150kmくらいは仕事が終わって、ちょこっと寄ってみるかなという感覚らしい。この前もデジカメ写真のデータが入ったCDRを届ける為だけに、夜中に来てポストに放り込んでそのままトンボ帰りしたと言う。何とも信じがたい。
 という分けで、今回は徳島から出発。徳島港までは意外と遠かった。しかし自転車があれば10分位で着く。丸石サイクルのベルファーストに乗り、ニケツで港に向かう。ただ中学から乗っているこの自転車。最近スポークが何本か飛んでいるので、嫌な予感が・・・。

 出発まで少々時間があったので、少し早い朝食にすることにした。偶然寄ったコンビニで、チョコの安売りがあったので、もっさんは欠かさず買い込んだ。

チョコを鞄にねじ込むもっさん
↑安かったからと言って、ここまで買い込むとは・・・。大阪へはたったコレだけの装備だ。あまりにもラフ過ぎるゾ。

 時間がきたので、自転車で港まで向かう。代わり番でチャリを漕ぐ。上でも述べたが、中学から乗っている自転車であるので、所々がかなりきている。物理的にも法的にも二人乗りは良くないが、まあ今日は仕方がないなぁ。二人で約130kg。大丈夫なのか?もっさんが漕ぐと40km/hくらいは余裕で出る。この自転車、ギヤ比はかなりハイギヤ比にセッティングされている。ロードレーサとまでは行かないが、クロスバイクくらいの走りは見せる。まあ車体がステンレスパーツが殆どであり、20kg近くあるので、乗り手は選ぶのだが。

 港まで約7分くらい走った辺りだったかな。妙にリヤタイヤがアプアプしている。そろそろくるかなと思った矢先のことだ。あれほど注意してくれと言っているのに、もっさんは歩道の段差を乗り上げまくる。わざとやっているとしか言いようがない(爆)。その瞬間リヤタイヤのチューブがニョキニョキニョキと、リムとタイヤの隙間から顔を見せる。チューブが不気味に微笑かける。止まる間もなく、シュッパパン!あーあ終わったな・・・。周りのマンションにバースト音がコダマする。〜「バーストしたタイヤなんかいらん!リムだけで走るか!?ゴロゴロ言うていかん。じゃあこのまま走るか?いかん、タイヤが軸に巻き込む云々・・・じゃあどうするねん!!」〜 もう自分の足に委ねるしかあるまい。
 ある程度は予想していたものの、帰りの足がなくなった。増して20kg近くあるステンレスのスクラップが帰りの大荷物となる。ああ弱った。そこにごみ捨て場があるので捨てておくかぁ・・・などと冗談を言っているうちに港に到着。港に自転車を停めておく。誰かが勝手に持っていってくれることに期待?して、あえて鍵はかけておかない(爆)。この時点で大学も無事卒業できるだろうから、もうコレは必要ないなと自分は鷹をくくっていて、コノ自転車は徳島に置いて帰るつもりであったのだ。つまり今回の旅が終わるまで、もってくれてればよかったのだ。

 フェリーは往復券を買っておいた。いくらか安くなるのだ。南海フェリーは2時間おきに便があり、和歌山港まで約2時間の船旅だ。フェリー内では2等クラスの適当な所で雑魚寝する。子供時分なら「探検だぁ〜」とか言って、船内を駆け回るところだが、我々はもうそんな年ではないんだ(爆)。
 学生は眠い。とにかく眠い。24時間いつでも眠い。朝は特に弱い今日この頃だが、2時間程船内で寝られる。これなら少々の早起きも苦にはならないはずだ。バイクで現地まで走らなくてよかったなあ。

いきなり和歌山に到着!
 
船着場からトラベータで駅まで行ける               南海電車の中にて 始発なので余裕で座れる
 和歌山からは電車で、終点のなんば駅まで向かう。そこからは地下鉄て適当に向かう。まずは西の秋葉原「日本橋」にでも行ってみるか。電車に揺られて1時間程で、なんば駅に到着。なんば駅は地下なので、とりあえず地上に出る。
 道頓堀周辺を徘徊して、180円で食べられるラーメン店に入った。さすがは大阪やん。安くて文句のない味だった。しかし朝っぱらからラーメンとは如何なものか?時間もあるし、歩いて日本橋方向に向かった。

 日本橋と言えば電気街。電子部品店のデジットは自分にとって、行き付けの店である。ここに寄って、いろいろと電子パーツを買い込んだ。また他の店で、当時はまだまだ珍しかった緑色の半導体レーザーを買った。汎用の赤色レーザーと異なり、値が張る。レーザー光線に音声とか、変調信号を乗せる光通信実験をしてみる予定だ。クラス3レーザーなので、出力が5mWもあるのだ。一般向けのレーザーポインターは、安全規制がかかり始めたので、現在は大きくてもクラス2程度の2mWくらいである。今回買ったものは、実験用であり、自分で製作する必要がある。
 
    大阪日本橋の街並(通天閣から)                     緑色レーザーダイオード・モヂュール

通天閣に上ってみた。
 
通天閣に行ってみる                      近くの横丁にて
 通天閣は日本橋から歩いても、然程苦痛にならないくらいの距離にある。展望台へは大学生は500円だった。近くの横丁を抜けてみたのだが、店はまだ開いていない。


 午後2時頃そろそろ会場に向かう。大阪駅の近くらしんだけれど、結構歩いた。地下街の飲食店で、お好み焼きを食した。ちょっと遅い昼食だ。会場は発見できたものの、時間はまだ3時間もある。近くを散策していると、「大阪市立科学館」を発見。えー時間潰しになるなと思い、すかさず入館してみた。学生は300円と良心的なのがいい。ちなみに閉館は5時までらしい。2時間は居れるなあ。
 
館内の一例                    名前忘れた

 
何だか分からないが凄いんだろうなぁ              分銅、じゃなかった「銅鐸」だ
 ↑館内は非常に興味深いものがいっぱいだった。プラネタリュームもあるのだが、今日は上映されていなかった。5時前、閉館のピンポンパンが鳴る(爆)。我々もそのピンポンパンに従い、科学館を出る。おっちら、おっちら・・・と試写会の会場に向かうことにした。


the覚醒都市!なんてな(笑)
↑結構お気に入りだったりする。試写会の会場の近くを流れる川と、川沿いに聳えるビルディング群。大阪らしい街並だ。夕方と相まって何となくいい。

 会場では1時間ほど待つことになる。続々と試写会に当たった人たちが集まり始めた。始まる前に就寝の時間になりそうだ。今日は久々に歩き回ったので、結構足にきている。
 映画が始まった。テーマがあまりにも、レンヂが広いというか壮大なため、予想どうり一回見ただけでは完全に理解するのは難しい。映画が終わり、会場を出る。地下道を歩いていると、試写会の帰りだったのだろうか。子ずれの親子が先ほどの映画の感想を言っている。「これほど分からん映画は見たことがない。」と子供が言っている。まあ分かる気がする。何せ我々だって然程理解できたわけではないのだから。

 大阪駅でいけやんとコンタクトをとる。今日はいけやん家に泊まる。本当はビジネスホテルの予定だったが、財布がイタむ。いけやん家は会社の社宅なので、少々狭いと言う。しかし横になれるスペースがあれば、玄関でも廊下でもかまわないのが、ぼくたちのツーリングで鍛えた根性なんだ。原付時代は初日の出を拝みに行った帰り、墓場で寝た云々・・・まあそういうことなので、大丈夫だ!よろしく・・・と事前に決まったというわけだ。適当に駅ビルで夕食を食べ、いけやん家へ向かった。残念ながら以後写真を撮る余力はなかった。すぐに爆睡。朝は6時にいけやん家を出る。いけやんも仕事があるし、我々も昼には徳島につく予定だ。

 後は来た時の逆を辿り、帰ったのだった。問題の自転車は誰も盗るはずもなく、置いた場所にて、ぼくたちの帰りを待っていた。さすがに歩いて戻るのは距離があったので、破裂したタイヤのまま何とか走った。カーブで流されて怖いのだが、ガタンガタン・・・と同じ周期でバルブの部分が派手な音を立てて。やたら目立つが、仕方がないところだ。

というわけで、おしまい。まあ今回は、よーわからんアバウトな旅だったのさ。

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