2005年 定例夏季ツーリング

@中国地方


2005年8月13〜15日 山口・島根・広島

前置

 ツーリングもマクロ的に見れば殆ど行った所ばかりなのだが、山口県の秋吉台は未だ行ったことがない。
そこで今夏は山口へ向かうことになった。

 ミクロ的に見れば、殆どの場所が未知の状態であるのは正直な話。しかしそれは目的地を見ての話。
ツーリングは目的地に着くまでの過程そのものが楽しみであり、どうしても過去に通ったことのある道を通らなければならないハメになることが多い。

我々はコノことが億劫になってきている今日この頃である。
かつてはちょっと寄るかぁ・・・というような勢いで往来していたもっさん家までの距離
わずか約50kmですら走行するのか憂鬱で仕方が無いのが今の現状。

 この旅も恒例に流される形で勢いで計画し行ってきたのはいいが、自分的にはかつてのような感動は薄れたものになった。
確かに見るもの全てが新規で未知なモノばかりであったが、こう何というべきだろうか。

もうそろそろバイクツーリングも飽きてきたということなのだろうか。

静かなる波乱の予感が・・・。

ぼくらの恒例バイクツーリングもこれがラストになりそうな気もしてきた・・・とまあそんなことはまずないと思うが(爆)


しんきクサイ話はさておき、でははじまりはじまり・・・っと。


 2日目はこーげん君・もっさんによるレポート
初日・ 最終日は管理人がレポート


1日目(8月13日)

 とりあえず松山の港に集合。山口の柳井までフェリーで渡る。

しまなみ海道にて全線陸路で制覇する!なんていう馬力はもうかつての我々の話。

悲しいことではあるが、もう我々にはそんな馬力はなくなったのである。

いきなり到着


柳井到着 近くのローソンで朝食

これもいつもどうりである。


昼頃秋吉台到着


秋芳洞に通ずる観光道

日本の観光地らしい味付けかな。

バイクの駐車はこの観光道の脇にある茶店に置かしてもらった。 だたし何か食べるという条件で(爆)

昼食も未だだったので軽く食べることにした・・・


名物 かっぱそば



秋芳洞入り口 大人1200円

ちと高い気もするが、此処まで来たからには金額など問題ではない。とにかく入るのだ。



内部

うーん・・・ぼくらが求めていたのとちと違う。 ぼくらは洞窟内を探検するといういわゆるケービング気分が味わいたいのだ。

悪く言えば歩道が付いたりライトアップされたりして、完全に人の手が作り出したモンになってしまっている・・・

これではロマンの欠けらもない。

更に言えばウザイカップルとかがいちゃつきながら歩いていたりする・・・正直殴り殺してやろうかと思ってしまう。

我々が求めるケービングとは神聖かつ過酷なものであり、もっと硬派なものでなくてはならない。

予想はしていたが、時期が時期だけにとにかく人が多い。何よりロマンを感じる暇すらない・・・と頭の中では文句タラッタラ。

こりゃ〜だめだ・・・・ここまでイライラするツーリングも珍しい。


定番なおんみゃげを買う

定番中の定番 一家に必ず一個はあるだろう・・・


安くて何時まででも残る秋芳洞定番の土産と言えばコレだろう。 他に丸い球体の岩がのった置きモンもある。

ちなみに一番安く小さいのがコレで、250円也。 あまりデカイのも置き場に困るのでコレに決定。



秋吉台

自分は秋吉台というと洞窟の方のイメージが強いが、このカルスト地形が秋吉台の真骨頂。

四国にも四国カルストがある。


とりあえず見たものは見たし、今日泊る民宿に足を運ぶ。



ほっとビレッジ美東

一泊二食付きで7000円くらいだった。

景清洞のすぐ近くにある。近くにはスーパー銭湯もあるのでウレシイ。

早速景清洞に行ってみる

 
ここにきてやっと大冒険・大スペクタクルな雰囲気が漂ってきた。
自慢のライトの一つであるSurefire Digital U2 Ultraを使う時が遂にきたあ!!

奥の方は冒険コースになっており、懐中電灯とヘルメットは必須。いずれもレンタルできるものの、懐中電灯は各自持参した方がいい。

人間にとって明かりがいかに重要かが思い知ることになる。

何より空いているのがウレシイ。冒険度も秋芳洞よりもかなり高い。冒険コースは汚れる覚悟は必要。

これよ!これを求めていたんだ。


 
転落する危険な個所もあり、そういった所以外はさほど人の手が入っていない

適落とし・・・サクの向こう側はタテ穴になっておりけっこう深い

他幾つものヨコ穴があり、大体の所は制覇してみた。もっさんが詰って動けないらしい(爆)

十分堪能するには、相当汚れる覚悟は必要。

ヨコ穴やタテ穴とかは本来のコースとは違うため、自己責任で冒険しよう。



直接触れる醍醐味

非常に空いていたので、ゆったりと冒険観光を楽しむことができる。ぼくらのツーリングはやっぱコレでなくてはならない。

レンタルの懐中電灯とかヘッドランプの電池の切れは予想以上に早い。

本来のコース以外を冒険していたから、時間も相当かかるのだ。

当然と言えば当然だが、穴の中(冒険コース)は真っ暗闇であり明かりがないと一歩も進むことができない。

一発のLEDライトとかキーライトでも何でもよいから、必ず各自一個は予備の明かりを保険として持つべきだろう。

えれきてる推奨ライト LEDライトシリーズ

ちと高価ではあるが、暗闇では最高のパフォーマンスを見せるSurefire Digital U2 Ultra(大きい方)

6段階の調光機能で最大2400分の点灯が可能。バイクのライト並みの明るさであるフルパワーだと1時間。

正直今回はコイツに助けられた。

景清洞は自慢のライトを試すには最高の場になるだろう。

風呂に行ってその帰り、宴の肴を買いにすぐ近くの○×商店な感じのお店に入ったのだが、

何処で仕入れたのか分からないモンや、ダ○ソーのコーヒーとかを三倍くらいの値段で売っている。

これはいかんのでさっさと退散

民宿に戻り


食事 さすが民宿!


宴の予定だったが、気付いたら朝だった・・・



もっさんが、つまみ用に買っていたチョコが溶けまくっている(^^;

これでも結構美味かったというが・・・


2日目(8月14日) 前半 文・写真こーげん

昨日は洞窟の穴という穴に入りまくってきたため、

食事後ベッドに横になるなり、撃沈。

民宿のコインランドリーに放り込んでいた洗濯物のことも忘れ、

ひたすらに寝たのだった・・・・

 

朝起きると洗濯物がベッドの柵やハシゴにかけてあった。

どうももっさんがやってくれたようだ。

そういえば、昨日もっさんがフトンをかけてくれたのを思い出す。

もっさんの半分は優しさで出来ているに違いない。バファリンもっさん。略してバファさん。

 

3人で朝食を取り、本日の目的地である立久恵(たつくえ)峡を目指すべく、可及的速やかに出発した。

・・・・とまぁ、早々に出発したのはいいのだが、途中で道を間違え・・・・

間違えてもたいした距離ではないので、そのまま海沿いに進むことにした。

道を間違えたところに気が付いたのは、青海島(おおみじま)というところだった。

景色が大変きれいだというので、よっていく事にした。

火サスとかで、犯人がゲロする舞台によく使われるらしい。

 

スキューバもできます。道具レンタルアリ。

 

とても変装行列には見えず。

山口県沿岸部では、捕鯨が盛んに行われていたという。

青海島もそんな漁村のひとつだった。

というわけで、島には鯨にまつわる施設やモノがある。

この鯨墓には、捕獲された鯨の胎児70数体が眠っている。

母の暮らした大海を知ることなく永遠の眠りにつかなくては

ならなかった胎児を哀れみ、1692年に建立された。

この墓には、「業尽有情難放不生、故宿人天同証仏果」と刻まれている。これは、

「我々の目的はおまえたち胎児を捕ることではなく、むしろ海に帰してやりたいのだ。

しかしおまえ独りを海に帰しても、とても独りでは生きられまい。憐れな子等よ、

どうか念仏回向の功徳を受け、諸行無常の悟りを開いてくれるように」という意味である。

 

当時の人たちが、いかに鯨を大切に思っていたのかがよく分かる。

 

道路のいたるところにこんなマンホールが。

 

モリの先端部が平たいのは水面でモリがはねるのを防ぐ工夫で、日本人が考案したとのこと。

モリは火薬で打ち出される。砲手には実技試験に合格しないとなれない。

ところで、後ろのどでかいハリボテはお祭り用か。

 8月14日後半 文もっさん


そして特に取り立ててリポートすることもないような何もなさげな日本海沿いの国道を走り、
途中世界一の砂時計があるとこへ寄って泣き砂を買ったりした。



世界一の砂時計は残念ながら時間の都合により割愛。とりあえず記念撮影っと。



で、いざ立久恵峡に着き本日の宿を見る。よく見る。あやしい・・・
なんか出そう・・・。まあ一人3500円で一泊飯付きで泊まれるならすごいお得なんだろうけど。

しかも盆休みで混む時だし、まいっか^^;と思い中へ。管理の当番らしい人が部屋の説明等
してくれて早速風呂へ。一番湯で気持ちええわぁー。さってと、汗だくにならんうちに部屋に戻って
エアコンスイッチオーン!・・・十分後、汗だく。送風しかできん。なんじゃこりゃあ(>O<)!!冷房きかんやん。


この時点でえれきてる氏はやる気を一気になくしたのだった・・・岩のごとく一歩も動こうとしないのだった。


管理人さーん!?ダメッすよぉ?管理人さんが操作する・・・。「電気屋さんがこないだリモコンで
直したんですけどねぇ。」・・・ヲイ。まさか電気屋送風できるから直ったなんて言うたんじゃないか(疑)?
しかもドライすらきかん(爆)。うーん、まあしゃあない、ここわひとつキャンプで鍛えた忍耐で、窓だけ開けてしのごう。
ガラガラ。ブーーン。虫だらけ。ヲイィ(怒)!!網戸もナイんかい(マヂ怒)!!男三人で真夏の夜。山の中とはいえコンクリの
建物でエアコン網戸無し。

あぢぃ 暑苦しい!!!


・・・さて。とりあえずこういうときは人間原点に帰ろう。そう、生まれたままの姿に(犯罪)
さすがにこーげん氏、えれきてる氏の必死のお願いにより却下され、自分はパン一になる。トムじい風に言えば、
アシカじゃ、アシカがおる。って感じ(少犯罪)。部屋の入り口開放してたため、ほかの宿泊客が驚く(当然)。

↑写真をよーく目を凝らして見てみよう。何が見えるかな?

網戸が無いからこの時期開けることもできない無意味な戸がコレ

コレに反射したキャメラマソのえれきてる氏と、無造作に開いたフスマ、今回の論争の根源である怨ボロクーラー

そして

暑さに耐えかねた小生こともっさんがパン一でおる。

で、

 
そうこうしてる間に飯の時間。食堂に集まり、よっしゃ、いろいろあったけど腹も減ったしいただきまーす!!
・・・(汗)そりゃね、3500円でこれだけ出ればマシなんですけどね。

中川ツーとかでかなり舌が肥えてきた小生らには抑えて言えば少々、リミッターカットで言えばかんな〜り無理があるのだ。

量が問題



食堂のあちこちで会話がなくなる×2。我々も然り(残念怒) もっさんこと小生はちゃぶ台返ししそうになったが、

えれきてる氏とこーげん氏によって阻止される前に理性というリミッターが働いたのだった・・・


こりゃあかん。買出しいくぞな。

完全にやる気を無くしたえれきてる氏は留守番。XR100モタードを貸してくれた。

氏が曰くことによるとハンドリングがどうもおかしいらしく、モルモットになってくれという。何とも恐ろしい(爆)

山を下り、コンビニで酒、飯を買い山を上る(泣)。
まんまビジネスホテル泊まったろかと本気で思う。

で、問題なく無事戻り軽く宴(?)をし、寝ようとする・・・。寝れん。

やる気をなくしていたえれきてる氏が
当のエアコンを分解してみようとパネルを外したが、AC200V規格らしくヘタにいじるとアブナイらしく渋々諦めた。

うん?子供がパン一で部屋の前にいる。・・・はて?父母登場、話をする。どうやら隣の部屋もエアコン逝ってるらしく、
寝れないそうな(超同感)。仕方ないのでタオルを濡らし、足にひっかけ、気化熱で体温を下げ、なんとか寝れた。

これぞ極○修行はたのしいなぁ〜ってしばいたろかぁ!!!

もう真夏真冬にこういった施設は使わないと深く心に刻む。ってか刻まれた(泣)。

えれきてるな助け舟

 まあ文句タラッタラではあったが今考えれば、クーラーがまともに動いていれば(若しくは網戸があれば)結構良い所である。飯もキャンプライダーをしていた学生の頃ならばここまで贅沢は言わなかったに違いない。それに前日とのギャップの差が激し過ぎたことも原因か。
 もともとユースホステルとは門限や禁酒もあった時代もあり、今よりずっと厳格な施設でもあったらしい(聞いた話によれば)。だから本当はこんな贅沢を言うのはいかんのである。



最終日(8月15日)
今日は帰路に向かうのみ。 何やかんやあったが何となくヤレヤレした気分である。

昨日はあれだけ暑苦しい思いをしたが、さすが山の中。朝方はちと冷える。これなら怨ボロクーラーを付けるよりも網戸を付けて欲しい。

やっぱし昨日のクーラー騒ぎが大きく足を引っ張っているのか、心身ともに疲れた。


ユースホステルの前の道路は、以前の中国地方ツーリングて既に通っており、三次経由で呉に向かうことができる。

途中道の駅で休憩を取る 国道54号沿いにある道の駅 赤来高原にて

  
地方の道の駅には珍しいモンがおいてあることが多い・・・
左より パイロゲン・目玉おやじの棒付き飴・よーわからんパラダイスな民芸品

どれも我々の地元にはおいていないモンばかりである。

三次市を通過する時、巧者げにこーげん氏が先導をきる。

調子こいで高速道路に乗り込もうとして、えれきてるが怒り爆発!昨日のクーラー騒ぎのこととかを未だ根に持つ・・・
先導はやっぱもっさんじゃないとだめだ・・・そもそも2STは最後尾必須ということで。

今日は悪天候で今にも雨が降りそうである。
ぼくらの泊りがけによるツーリングで、雨が降らなかったことはないのだ。

今日は特に寄るところもないので、一気に呉まで向かう。


途中、悪魔が降臨するんじゃないのか!?と思わせるような雲が我々の背後に迫る。

そうなんだ。さっき三次で大事故があったばかりなんだ。それの祟りなのだろうか。

約1km後ろはものすごい雷雨であっただろうが、我々はギリギリ逃れることに成功

呉・松山フェリー 原付二種2600円(運転手込み片道)

船に乗り込んだ直後 ドシャ降り

ちなみに出航ギリギリだったのも幸いだった・・・



もっさん・こーげん氏は船内の売店で買ったウドンをススっていたが、我々の陣のすぐヨコに便所があり

非常にさまざまなかほりが漂っていたのだった・・・

さすがにそんな空気の中で食すのはどうかと。そのかほりでお腹が一杯になったので、自分は何も食べずに済んだ。

まあ経済的でよろしいかと。



約2時間船に揺られ、各々無事に帰路についた。


まとめ

小学生低学年風に一言で言えば、
おもろかった。

以上(爆)


二日目レポート前編・WEBデザイン こーげん氏
二日目レポート後編 もっさん



本当のまとめ
 ぼくらのツーリングにおける不満の一つとして、社会人になったせいもあり普段日が使えなくなったことが挙げられる。

こういう企画ツーリングの場合、お盆とか正月とか世間がいっせいに休みになる時しか合わせることができなくなる。

要するにそんな日を選ばざるを得ないので、何処へ行っても他のグループとぶつかる。

まあ要するに混雑し過ぎる所にわざわざイライラしに行くことになる。しかしこれはどうしようもない話ではあるのだが。

以前の時のようなガラ空きの施設や道路なんてまさに夢のまた夢だと思う。

まあこんな感じのジレンマが溜まりつつ、船でショートカットしたり高速道路の使用などに移行してくるんだろうなと考えてしまう今日この頃であります。

硬い話になってしまったが、今回の旅は新鮮味や感動が全然無かったわけではない。

秋吉台は初めてだったし、走り見る景色は未知なモンばかりであった。

自分的には景清洞はかなりよかったし、ほっとビレッジ美東は素晴らしいと思った。

コレが今回のツーリングのハイライトだろう。

しかし何だか煮え切らないのである。

まあ深く考えても仕方が無いので、次回に更なる期待をしよう。
 
走行データ

総走行距離 830km
総燃費 42.7km/L(XR100モ)

 怒り狂って途中エンジンが壊れるくらい回したこともありながら、42.7km/Lという燃費は凄まじいものがある。何となくではあるが、今後相当無理をさせそうなのでとりあえず絶対の耐久性が必要だと感じる。→その心配は現実となり、秋になりタペットがエンジン内で外れるという事態が起こったのだった・・・まあ要するに今回のツーリングくらいから始まったモヤモヤ感は秋まで足を引っ張ったのだった。

ホーム単車の間ツーリング記録