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2003年ゴールデンウィーク ツーリング

米軍御用達レーションMREと銃火器を取り入れたミリタリーツーリング
 2003年5月3日〜5日のゴールデンウイークを利用して、ツーリングに出かけることに決定した。東京に行っているこーげん君が帰省することになったので、ごーげん君家を拠点に出発だ。ゴールデンウィークというと雨に降られることが多かったが、今回は抜群の日和だった。
 今回はヤフオクで落札したMREを食事に取り入れた、ミリタリーなツーリングを計画した。雰囲気を出すために、中学時代に興味を持っていた、エアガンやガスガンをツーリングに取り入れてみた。
メンバーとゲタ
 メンバーは毎度お馴染みのもっさん・こーげん君・私の3人である。特にもっさんは以前の事もあり、何かやってくれるという、妙な期待感が持てる。
 それぞれのゲタは、経済性重視の原付2種125ccである。いずれも昔の仕様であるから、余裕で100km/h走行が可能である。
 これはもっさん用のゲタであるCBX125だ。以前の事故でブレーキレバーが破損したのだが、もう既に直してあった。ロケットカウルが好印象のカフェレーサであるが、もっさんはオールマイティーにこき使っている。もっさんの技量で林道走破も難なくこなせる。
 これはこーげん君用のゲタであるDT125Rである。89年式の旧モデルだが機関は絶好調。帰省した時のわずかな期間しか乗らないが、徹底した保存管理で何時でもキック1発で始動!
 これは私用のDT125Rの最終型である。ツーリングに使うことが殆どなので、ツアラー寄りにカスタムしてある。XLRバハのライトを取り付けた、自称「DT125R アドベンチャー」である。
今回の持ち物
  
 ↑今回のメインはMREを取り入れたツーリングを行うことである。以前にヤフオクでMRE(N.o.1〜12)の1ダースを買ってしまった。3人で割り勘で購入したので、一人あたり2400円程度で、1個600円くらいである。今回はこれらを携帯する。

 銃はエアガン、ガンケースは薬弾のキャリングケース、そしてMREだ。畳の上に展開したので然程ミリタリー度は低いが、林道やフィールドで展開すれば、かなりミリタリーなツーリングとなることだろう。

 一般で入手できるMREは、古くなった米軍の払い下げ品である。よって賞味期限が過ぎていることもあるので、以前試食したナンバー11(ベジタリアン)を開けてみることにした。箱書きによれば、パッキングしたのが99年の10月くらいということ。よって4年物のMREである。さらに注意書きによれば、皿などに盛り付けることは禁止されている。見かけがあまりにもグロイので、食欲が減退してしまうのだ。皿に盛り付けるとこんな感じだ。試食してみれば、十分食べられた。ただ匂いや見かけがスゴイものもあるので、もっさんはMRE恐怖症にかかってしまった。
 
10歳以上向け 東京マルイ 電動ブローバック エアガン
 ↑今回のツーリングに持参した、東京マルイのエアガンである。2980円シリーズでこちらは電動式だ。2980円で電動が買える時代になったのは凄まじい進歩だろう。このシリーズは以前から気になっており、連休の一週間前に買ってみた。高専時代以来エアガンは冷め気味だったが、また始めてみるかな。この電動シリーズは、確かにパワーはない。それでも快感なアクションが楽しめるだろう。
 分解してみるとシンプルな構造である。ギヤもプラスチックで、無理をすると歯欠けしそう。機構を理解すれば、ちょっとした加工で、フルオートブローバックにできることに気付く。
1日目(5月3日) 神南山
 初日は大洲の神南山に行くことにした。神南山は標高710メートル程の小高い山であるが、迷路のような林道が走っている。またパラグライダーをするには最適なフィールドでもある。

大洲平野が見下すことのできる スカイフィールド
 スカイフィールドにはちょっとしたスペースがあるので、モトクロスごっこを楽しんでみた。プロテクタースーツなどがないので、比較的安全なブレーキターンの練習をやってみた。

ザ・ブレーキターン
 ↑ブレーキターンは気軽にできるテクの一つである。マウンテンバイクを乗ったことのある人なら、一度はやったことがあるはずである。基本的なフォームは、自転車と同じである。
 自分のマシンはバハライトが付いて、どうもハンドル操作が鈍る。こーげん君のマシンを借りて挑戦してみた。
 一旦林道の分かれ目に戻り、もう一方の道を進む。すると登山道に続く方向と、192号線に出る方向に分かれ目に出るのだが、ここでちょっとしたガンシューティングをしてみることにした。
 
叢に潜み、銃を構えるこーげん君             シューティング態勢のこーげん君


 
銃(グロック24)を構える私           空き缶を的にシューティング
 ↑かなり広いフィールドなので、十分なゲームが楽しめるだろう。叢に潜み、銃を構える姿は、サバイバルゲームの雰囲気を醸し出している。
 雨ガッパ+軍手+ヘルメット+銃の取り合わせはまるで強盗そのものだ。ツーリングスタイルで銃を持つと、凄まじいインパクトである。
 以前はベレッタ派だった私だが、現在はグロック派である。ガスブローバックとホップアップ機構でよく飛び、快感なアクションが楽しめる。さすが東京マルイ製だ。今回買った2980円電動シリーズは玉が軽く、フィールドでは辛い。
 近くに空き缶が落ちていたので、それをターゲットにしてシューティング大会。風がある中、1発で命中させるのはなかなか難しい。
 
登山道に挑戦!                  もっさんでも無理だった


私の強い要望で もっさんがDTに乗り換えて再挑戦
 ↑シューティングしたフィールドから、少し進むと登山道に変わる。ここからは徒歩でないと無理だ。30度くらいの急坂であるし、地盤が脆いのでタイヤが取られる。もっさんも例のCBXで挑戦してみたが、途中で敗退。こーげん君は始めからパス。
 もっさんにDTに乗り換えて、再チャレンジするように押してみた。するともっさんも話に乗り、挑戦してみることにした。結局無理だったのだが。何せ地面とタイヤがいかん。
 
頂上にて
 ↑頂上には社があり、各学校の遠足か何かで、登山向けの山になっているようである。登山した記念の柱や記念碑を立てていくようである。本当ならここまで半日かけて登るのだが、我々は中腹までバイクで来ているので、歩く分はたった400mくらいだ。
 景色はすばらしい。長浜方向の海岸線も拝むことができる。
 
MRE No1 ビーフステイキを食す

 
Slim Jimを食す
 ↑腹時計が鳴りやまないと思えば、もう2時を回っっている。一度バイクのところに戻り、昼食を取ることにした。食事はMREのNo1だ。これは肉中心のメニューで、かなり難があると言われており、あまりよくない批評がある。ビーフステーキをヒーターで温め、パウチから出してみる。うーん、確かに凄そう。試しに一口、おやッ意外といける。コンビーフのような味であり、筋もなくなかなかの食感である。付属のアクセサリパケットに入っている塩をふりかけると尚一層美味くなる。MRE恐怖症になったもっさんに勧めるが、なかなか信じようとしない。ようやく一口食べてみた。どう?可もなく不可もなくといった所だという。まあ食べ物は人それぞれの好みがあり、評価も十人十色であろう。味というのは、食べてみた自分にしか分からないものである。
 スリム・ジムはサラミソウセージと殆ど変わらない。非常に食べ慣れた味なので安心であるし、ビールにもよく合う。燻製なので品質も保持力が高い。こーげん君も大絶賛である。他米料理と粉末ドリンクなどが入っていたが、米料理はMREヒーターでは加熱できないという報告があったので、今回は却下。ドリンクも水がなかったのでやめた。
 MREで一番難があると言われているNo1がこんなに美味く感じるのは、山の中であるという、辺りの環境によるプラスのプラシーボ効果が働いたからなのかもしれない。

林道の終点付近で記念撮影
 ↑林道を出ると197号線に出られる。その192号線までは下り坂が続き、惰性で下りることができるので、燃費と環境のために惰性で降りることにした。意外とスピードがついてくる。ブレーキを巧みに操る必要があるだろう。

 本日はこれまで。今日はこーげん君家に泊まり、明日は四国カルストに出かける。
2日目(5月4日) 四国カルスト
 四国カルストは愛媛と高知の県境に位置し、標高1000m以上の山が連なる四国山脈である。五段高原や天狗高原が目的地となる。今回も大荒れのダートが続く林道を織り交ぜた、いわゆるアドベンチャーツーリングである。

 ルートは五十崎から県道229を国道197へ出る。197号で城川に向かう。440号を通れば問題なくたどり着けるのだが、城川から林道クラスの道で、四国カルストに向かう。簡単に到着しては面白くないのだ。
 
城川歴史民族博物館前にて地図確認

 
やたら工事中で通れない道が多く、ルート変更を余儀なくされる
 ↑工事中でやたら道に迷い、一度通った道に出てくる始末だ。440号に復帰して素直に向かえば、難なくたどり着けるのだがそれでは面白くない。

 県道2号と国道440号を繋ぐ、面白そうなダート林道を発見し、そこをアタックしてみることになった。これがまた凄い林道でガレ場続きの大荒れのダートが続いた。この林道の名前は分からなかったが、以前にガルルで紹介されていたような気が…。
 
本当に通れるのか?と思える程の林道             ガレ場で思わずコケるこーげん君

 
もう一度挑戦!            ガレ場を越えた所で昼食
 ↑林道に入ったのはよかったものの、余りにも荒れ果てたダートに悪戦苦闘した。こーげん君はコケる始末である。昼もとっくに過ぎていたので、ここで食事にすることにした。今日はMREとカンパンである。カンパンは意外と美味い。MREのご飯を食べようとしたが、報告のとおり、温めても熱が伝わりきれず、食えたものではない。思わず噴出すこーげん君だった。もったいないので、残りは草木の肥料にしておいた。

 林道での食事はワイルドにやらなければ。おにぎりがあればよかったなあ。
  
 ↑もっさんは究極の技であるロケット乗りを展開した。オンロード仕様のCBX125で、しかも大荒れの林道でロケット乗りとは…もっさんでないと出来ない技かもしれない。

 さあ出発!この林道はやたら根性がある。走り応え十分過ぎる程だ。もっさんはオンロードのCBXで50km/hくらいで走破している。凄過ぎるテクだ。それでも岩にタイヤを取られ、車体が宙に浮き、崖方向に瞬時向くことがあるという。暴れるマシンをもっさんのパワーで押さえてているのだが、今回の林道は乗り出して以来の大荒れダートで、余りにも激し過ぎたという。
 こーげん君は暴れるマシンを操るので必死!笑っている暇などない。時に岩に乗り上げて転びそうになる。我々は時々こーげん君を置き忘れてくるので、何時も我々の真中においてある。先導するもっさんが早過ぎて、直ぐに車間が開いてしまったかと思えば、もう既にもっさんは遥か彼方へ。
 自分はもう少し攻めたいところだが、こーげん君が前にいるのでそうもいかない。ときおり岩が転げてきてエライ目に合う。ただし前の二人の運転が見られるのでそれなりに楽しめるのだ。

大雨で往生するもっさん
 ↑四国カルストの五段高原まであと少しという所で、急に大雨になった。カッパを持っていなかったもっさんはビッショり。こーげん君はここで引き返そうとグズるが、私ともっさんはそうは許さん!ここで引き返せば、後悔することが分かりきっているからである。こうなりゃどうにでもなれと言わんばかりに、こーげん君も開き直る。
 
高原に到着             キャンプする人もいた

 
姫鶴荘前にて            晴れていれば大絶景
 ↑高原に到着してみれば、まだ雨は降っていなかった。こうげん君は疲れからか、肩を落とす。高原にはキャンプサイトもあり、もうキャンプする者もいた。っと雨脚が強くなってきた。先ほどの雨雲がこちらに近づいているようである。とりあえず姫鶴荘で休憩を兼ねた雨宿りをすることにした。
 何か食事をと考えたが、やたら高い。うどん1杯が650円!うーん350円のコーヒにしておこう。さすがに山の上では、物資が割高である。外を見れば土砂降りになった。この雨でもテントを畳もうとしないキャンパーがいたが、根性がある。1時間程で雨は止んできた。さあ帰るかあーと、我々はバイクに近けば、CBXに掛けっぱなしにしておいた擬似皮ジャンが水を吸って重い…。もっさんは仕方なく着るが、やたら寒いという。なら着ないほうがマシなのではないか。
再びロケット乗り!
 こーげん君家に10kmという辺りで、もっさんがロケット乗りを始めた。スピードは確か、80km/hは出ていたと思った。いやぁ、恐ろしい。あの態勢の中、何とも器用にギヤチェンもしている。街中に入ってもまだロケット乗りを続けるもっさん。商店が並ぶなか、ギャラリーの視線が我々に集中する。家まであと一ヶ所の信号も幸運にも青であった。さあー到着し、停止する瞬間もっさんは態勢を戻す。
 いやぁ、驚かせるなぁもっさんは。もっさんのロケット乗りは、5年程前のZZR400を乗っていた時代に一度公開してから、封印されたままだった。今回その封印された箱の紐を解くがごとく、ツーリング道中で展開されたというわけだ。
3日目(5月5日) 帰省ツーリング
 連休の最終日は、こーげん君家から各自帰省する。午前中は帰り支度で時間を取られたが、正直もう少しゆっくりしたいものである。帰りはもっさんと一緒に帰ることになった。ついでに関屋林道を抜けて、峠ごえすることになった。というのも以前に紹介した「桜三里のパラダイス」が火事になり、実証検分が行われることになっているらしく、混雑する可能性があったからだ。またもっさんが,芸予地震以来通っていないので通りたいという要望があったからだ。
 
関屋にて
 重信・関屋線(県道152号)は手応えのある桜三里迂回ルートである。途中の酒だる村周辺のキャンプサイトでは、多くの家族連れがキャンプしていた。今日は異常な程暑かったしね。
 関屋に入れば、もっさんはもうすぐ今回の旅を終える。左の写真は、DTとCBXと柵に掛け干しておいたもっさん。DTとCBXは呆れて、もっさんを見て見ぬふりをする。右は、休憩した場所の近くに咲き乱れていた花である。余り植物には詳しくないので、名前まではわからない。綺麗だったので撮ってみた。

 関屋を通過した分岐点でもっさんと分かれ、自分は帰路につく。ここからはソロツーリングだ。今日は徳島まで帰るので、急がなければ。四国の西から東へ約250kmくらい移動している。一度実家寄って、DT125の方を洗車、整備して封印。DT50に乗り換えて徳島へ急いだ。DT50はガスケットを吹き上げているらしく、排気ガスがやたら湿っぽい。坂道になれば、見る見る内に減速してしまう。急坂だと20km/hがやっと。夏になる前に一度総点検が必要だろう。
 
深夜の「うだつの町並み」
 ↑家に着くまでがツーリング。ということで、脇町にある「うだつの町並み」を通って帰ることにした。うだつの町並みはレトロな町並みで、白壁に本瓦葺きの屋根、盗難よけの虫籠窓、家紋が入った鬼瓦などなど昔ながらの町並みがそのまんま残っており、松竹映画 西田敏行主演「虹をつかむ男」のロケ地にもなった。
 深夜のうだつの町並みは、オレンジ色の行灯でライトアップされており、なんとも幻想的なムードを掻き立てている。現在23時30分をまわったところで、さすがに人一人いない。静けさとレトロさが入り混じり、タイムスリップしたような錯覚を覚える。昼間とは全く違った感覚に陥ることだろう。この通りは撫養(むや)街道の旧道に当たり、自転車や原付クラスが通るには丁度良い。旧街道を辿ればここを通ることになる。
まとめ
 ゴールデンウイークにツーリング計画を立てると、殆どの可能性で雨になる。今回は天気も良好であり、ツーリング日和だった。今回MREを食事に取り入れたが、十分に発揮できることが分かった。上手く使い分けると良いだろう。
 林道やダートを入れると2倍くらい疲れる。今回一日当たり200kmだったが、賞味400kmくらいのハードさがあった。さあーッもっさん、次回はロケット乗りで日本一周か?

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