XR100モタード カムチェーン交換

DIDの強化カムチェーン(ダイハードαカムチェーン)に交換
 2006年5月 以前125cc化して換えようと思っていたカムチェーンを換えることにした。さらに以前タペットを粉砕してしまった時からチェーンの張り具合が調整してもなんだかおかしい気がしていた。大体あの硬いカムを傷つけるくらいに無理矢理回転した時にかかるカムチェーンへのストレスは相当なものであり、当時に換えておくべきであったことを反省。


 DIDの強化カムチェーンで基本的に何処のカスタムメーカーでも同じであるが、自分は武川を選択。XR100・CRF100・XR100モタード・エイプ100・NSF100のノーマルに準拠したエンジンの場合は90Lである。カムチェーンの場合、ドライブチェーンと異なり切ったり繋いだりはしない。昔はユーザーが必要なリンク数で切ったり繋いだりするリンク式のカムチェーンもあったらしいが、トラブルが多かったらしく今では繋ぎ目なしの輪の状態がほとんど。


 ここで作業自体は横着をする否かで必要時間が大幅に異なる。カムチェーンを換えるとなると腰下分解が前提であるとこは一般的な解釈である。

だがXRのエンジンでは
125cc化の時の様子
 写真のようにジェネレータコイルを外せば、カムチェーンの出し入れか可能である。逆に言えばエンジンを下ろすことなく、さらに腰上・下分解なしで交換できる。ただ結構使い込んだノーマルのカムチェーンでの話。若干プレートが厚く、ヨコに曲がりにくい新品のチェーンではどうだろうか?

注意:この方法はXR100モタード(99cc)での話であり、50ccのXRやエイプ50では行えません。見かけは同じようなエンジンではあるが、50と100とでは全く別物のエンジンであるといってもよいと思う。


 とりあえずヘッドカバーを外し、カムスプロケを退ける。チェーンテンショナーも必要に応じて操作する。腰下のジェネレータカバーを外し、フライホイールを専用工具(125cc化を参照)で外し、コイルを外せば上のような感じで古いチェーンを外すことができるはず。

◎一番のネックは新品の強化カムチェーンがこの穴から入れることができるかどうか。クランクの軸棒と穴の隙間から何とかして入れ込む。以前同様に強化チェーンでも難なく入れることができた。よって強化カムチェーンでも
腰上下分解なしで、さらにエンジンをフレームから下ろさずに交換することは可能であると結論付ける。これが可能であれば長くとも1〜2時間もあれば交換できるだろう。やっぱレーサーXRのエンジンである。整備性もよく考えられている。

 

 逆に取り付ける場合は、クランクの軸棒と穴の隙間から挿入したチェーンを何らかの方法でヘッドまで引っ張り上げる必要がある。一番簡単な方法はヘッドから細めの紐を垂らしてそれをカムチェーンに結んで、カムチェーンをクランクの軸棒と穴の隙間から挿入し、引っ張り上げるのが一番早いと思われる。

カムチェーンによーくエンジンオイルを塗ってから取り付けましょう。


左が強化カムチェーン、右がノーマルのチェーンである。両方とも同じメーカー(DID製)ではあるが、強化チェーンはブッシュに切れ目が入っていないためさらに強化される。プレートの厚みも若干大きい。


 ここでチェーンテンショナーのスライダーに亀裂が入っていることを確認。これは125cc化によって起こったのか、以前タペットを破損した時に起こったのかはわからない。ある意味では九州ツーリングに出る前に交換しないで良かったと思う。(もし気付いていたら怖くてDTで行ったでしょうなあ)


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