| DT50のハブ交換 |
| 2003年1月25日、DT50はもう65500kmになる。そんな中ブレーキハブの磨耗が激しくなり新品のブレーキシューに換えてもゲージの指示が半分以下になってしまう。そこで前後輪ともハブを交換することにした。 ハブは近くのバイク屋さんに取り寄せてもらった。DT50はもう絶版車で在庫があるか心配だったが絶版してからまだ3年なので問題なかった。ほんとはホイルごと交換したかったが片輪で30000円近くになると言われたので却下した。両輪で60000円くらいかかってはDTの中古車が買えちゃう。 ベアーリングの打ち変えには専用工具が必要なため自分でやるのは困難である。しかし注文したバイク屋さんが無料でやってくれることになったので助かった。 フロントハブ 248-25111-10 7800円 リヤハブ 17W-25311-10 8500円 |
![]() いつも通り タイヤを外すところから始める |
| ↑ハブに入っているベアーリングの打ち替えに今履いているタイヤからハブを取り外す必要がある。今回は両輪であるためDTの車体をどのように固定しておくかが問題となった。プラスチック製の椅子としても使える工具箱の上に木片を敷いてエンジン下を載せて、フロントサスには軸ピボットを差し込みジャッキで固定した。いずれも76kgの軽いDTだからできること。 タイヤも外してホイルの状態にする。ここで初心者はスポークがどんな状態で付いているかをデジカメで撮っておくと良いだろう。 |
![]() スポークやニップルを外す |
| ↑ハブを外すにはスポークを外さなくてはならない。このスポークの組み付けは職人技が必要で素人が行うにはそれなりの覚悟が必要。必要な工具はニップル回しである。 リヤ側はチェーンオイルで汚れていることが多いのでニップルやスポークをガゾリンや灯油でジャブ洗いする。組み付けのとき苦労しないようにスポークは内側用外側用の2種類を選別してまとめておくこと。 ←DTの場合スポークは2種類あるので注意する内側用は角度が90度よりも折れ角が大きいものであり外側は折れ角が90度になっているので見分けがつく。 ←ニップル回しは必要だ。 ←DTの場合 前後輪ともニップルは同じサイズだ。 |
| 分解後ショップに運び新品にベアーリングの打ち換えを行った。本当は新品にすべきだがまだ使えると言うことなので問題は無い。 |
![]() 新品との比較 |
| ↑右は05mm程段差ができてしまっているが新品にはそれが無い。郵便局のカブなんかはこれくらい磨耗しているという。このまま使い続けると割れることがあるらしい。 |
| スポークの組み付け |
| 一番大変なのはここからでハブのホイル組み付けはスポークの張り具合で横の振れ取りと縦の振れ取りを同時に行いながら絞め具合も適切にしなくてはならない。プロでも専用の計器であるダイヤルゲージなどを使っている。最近はこれができないショップもあるほどで経験と実践が必要である。これが得意なのはバイク屋ではなく自転車屋であるとのこと。ショップの人が高齢である方が上手であるそうだ。 ここであえて挑戦してみる。 |
![]() その1 内側からスポークを組む。 ![]() その2 外側のスポークを組む。 |
| ↑スポークはとりあえず借り止めで組み立てる。スポークのねじ山が大体4山見えるくらいにし、内側から組み立てる。DTの場合5つ飛ばしになる。組みあがってくると最後の数本が他のスポークが邪魔で組みつけられなくなるが一時的に干渉するスポークを外しせばよい。 |
![]() DTに取り付けて振れ調整 |
| 振れ調整は文章や言葉で説明するのは困難である。何度も挑戦してコツを体で覚える方が早い。専用計器を使わずドライバー1本でやるのがプロの職人技。横振れや縦振れの具合をドライバーの先を近づけて調べる。ちなみにDT50の場合は横触れ2mm縦振れ2mmが合格の範囲である。 結果的には1日を費やした。まずスポークの組み方を誤って振れ調整に入るのに時間がかかった。振れ調整も最初はかなり悩んだが家いたお父のアドバイスによって2mm以内に抑えることができた。さすが自分より生きているだけのことはある。 |