XR100モタード バッテリー搭載

2005年6月19日 ボックス作成・配線など
 XR100モタードはエイプやCRM50/80などと同様バッテリーレス式。ツーリング仕様になると明るいライトやエンジンをかけなくても光るライトなどが欲しい。そこで今回はエイプと同様にバッテリー搭載の計画を練ってみた。

何処に積むか?
 XR100モタードもエイプ同様に荷物を積んだりするスペースや収納スペースが限りなく無いに等しい。そん中でもまだ可能性があったシート下もスクーター用の最小MFバッテリーを収めるのは無理である。バッテリーは必然的に、取り付け角度やメンテが不要なMFバッテリーとする。これは前回エイプに搭載したものと同じ型であるGSのGT4B-5(12V2.5Ah)である。少スペースに収めたいなら普通のニッカド電池やニッケル水素などを使う手も思いつくが、バイクや車のように常に充放電が行われる点では不向き。メモリー効果や充電電流の制御など問題だらけ。というわけで鉛蓄電池しかない。

 収める個所としてカウルの中とかいろいろと悩んだが、現実的なのはリヤフェンダーの下かな。
黄色の所
 シート固定用のビスと、尾灯の取り付けステーの固定ビスを使うことで、ボックスの固定が可能。面積的にもギリギリGT4B-5を寝かせた状態で収めることができそう。


ボックス製作開始
アルミ板(厚みt=1.0)を用意
 今回もエイプの時と同様に現合で作成した。まずは底部を中心に作業を始める。底部はMFバッテリーよりも一回り大きく面積を取るが、上の黄色い部分よりもはみ出してはならない・・・て当たり前であるが。
 切断には金鋸を使った。コンタマシンとか電動糸鋸が欲しい・・・。まあ手持ちに無いので金鋸で我慢。アルミなのでサクサク切れる。

四方の組み立て
 とりあえず四方を折り曲げて、ハコの形にする。ハンマーでたたいたり、手で曲げたり・・・とバイスや作業台は欲しい。ちなみに失敗しても折り返したりしてはならない。アルミ板は加工硬化であっという間にクラックが入る。曲げは一回勝負。
 取り付け用のキリ穴も現合で開ける。バリはきちんと鑢で取っておく。バリからクラックが入りやすいのだ。特にキリ穴は要注意。


  四隅の固定はシーラントで行う
 溶接・ロウ付け・リベット止めなどいろんな方法があるが、今回の状況が激しい振動下におかれるということを考えれば無理がある。そこで今回もエイプの時と同様にシリコンシーラントで固定する。防水性も良くなるし、四方に振動を分散させられるのでクラックするのを避けられる。ちなみにエイプもこの方法でノントラブルだった。当然激しいダート林道なんかも走行してます。
 大した工具や機械がないので仕上がりはボコボコであることは言っこなし(^^; まあどうせ外からは見えないしねえ。

ベータテスト
 この状態でダミーのバッテリー(廃品)を仮に収納してみて、一週間ほどベーターテストを行いました。(ボックスは2週間前に完成・取り付け)この間林道走行や雨の日走行も行ってみました。フェンダー内であるので、砂利が多少入っていた以外は問題ありませんでした。クラックや振動による磨耗も見当たりませんでした。振動面は今のところ問題なさそうです。

新バッテリー収まる
 深さに余裕があったので、さらなる振動対策にウレタンを敷いてある。四方四隅と底部に敷けば万全。バッテリーのコネクターは販売されていないので、端子からはんだ付け(水素ガスに引火しないよう要注意)で行った。

見た目
 自分的には違和感はない。ゴムシートで水よけを作っておいた。二人乗りしてフルボトムした時、ひょっとしたらタイヤと干渉するかもしれない。が、まず二人乗りすることは無いだろう。

 配線方法に関しては前回のエイプのバッテリー搭載を参照。ただ、微妙にコネクター類の形状が異なってますが、方法は同じです。まずジェネレータからレクチファイヤーへバイパスする必要があります。端子は変わっていますが黄・白色の線は同じです。少々苦労する点はキースイッチを取り外すことかな。メータープレートの裏から、細長いマイナスドライバーで爪を押してやる必要があります。配線の作業は外装を全部外し、アースからのマイナス線確保やキースイッチの加工(要はんだ付)、コードフォーミングなどが絡むため時間に余裕をもって行う方がよいでしょう。自分はデジタルウインカーリレーの回路やLEDウインカーランプなども同時に作成したのでほぼ一日作業になりました。

 電気的な安全対策としてヒューズを入れるのはもちろんのこと、ギボシ端子などを使う時はオス・メスの使い方に注意してください。基本的に電流が流れ出る側にメス端子、電流を受ける側にはオス端子を付けます。オス端子は電極がむきだしになっているので電流が流れ出る側に取り付けると、誤ってボディーに接触した場合ショートして危険です。

 ウインカー・メーター灯をバッテリー駆動に変更したので、ヘッドランプが60Wでも無理なく点灯できるようになりました。今後はホーンの変更や尾灯のLED化などを進めたいな。

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