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XR100モタード レーサーXR100パワー奪還!

吸気・排気系統レーサー仕様へ変更
 購入してから約400km、2005年3月のお話。慣らしも一段階終了した今日この頃である。エイプにおごったPD22もあるし、先週注文しておいたレーサーマフラー・エアインテークダクトなどが届いたので、早速変更してみた。


レーサーXR100採用キャブレター

XR100(CRF100)純正 PD22キャブレター
 まずはキャブレターを用意した。これは以前エイプに取り付けていたものをそのまま使用する。自分は武川のセットを用意した。これだとスロットルワイヤーや、エアクリへのコネクティングパイプなども付いている。もちろんXR100(CRF100)純正パーツを一つ一つ集めても同じであるし、その方が安上がりかもしれない。
 とりあえずセッティングは、エイプの時と同じにしてある。


エアダクト

レーサーXR100純正ダクト
 これも純正エアダクト。XR100モタードのエアダクトよりも、2.5倍くらいの大きさのポートになっている。これも前回エイプに取り付けたので、パーツナンバーなど詳細はこちらで。これがないと吸気音がやかましくなる。中にはそれがいいんだ!という人もいるであろうが・・・。


レーサーXR100マフラー
 
レーサーXR100(CRF100)純正マフラー 下側が該当品
 今回はどうしてもマフラーを替えることになった。排気路がストレートでない上に、エイプの時のように貫通マフラー化は期待できないからである。それにバッフルがダミーだというのもあまりにも気に食わないのだ。
 

パーツリスト

パイプガスケット・マフラーCOMP  型番18300-KN4-A60 @14910円(税込み)
 ※あくまでマフラーパイプのみの価格である。ヒートガードは別途必要。(モタードに付いているものがそのまま移植可能だ。)

 正直な話、現在出ているアフターパーツの社外品はステンレス製で3万円以上。確かにデザインはきれいだが、替えたその部分だけが浮く感じで、自分的にはあまり好きではない。もっともそれが理由で純正の流用にこだわるわけであるが・・・。この純正マフラーはアフターマフラーの1/2の値段。取り付けることができれば見栄えも浮くことなく自然な感じに収まるだろうし、相当お買い得だろう。

 正直な話、レーサーマフラーがそのまま取り付けできるかどうかは賭けに近い。エイプに取り付けられた報告はあるものの、出たばかりのXR100モタードに付くかは全く未知。まあ買った以上は何としても取り付けるけれどね。
 このレーサーマフラーはスチール製で、バッフルの取り外しが可能である。これは後期XR100・CRF100用純正である。初期のXR100レーサーマフラーは型式が異なる。バッフルにはステンのアミが付いている。これはアフターファイヤーを防止するものらしい。レースの規定に則るための装備らしい(レースの規定は国によって異なるそうだ)。

←取り外し可能なバッフル

←内部はストレート(グラスウールは入っていない)


ヒートガードはそのまま移植できる
 中間パイプに付いているフレーム取り付けステーは、XR100モタードには付いていないので使用しない。


 だめだ!付かん。
 エキゾーストノート側のフランジ(エンジン側)はボルトオンで取り付け可能だったが、サイレンサー側(フレーム取り付け側)のステーの穴が合わない。
 ここで諦めるのは早ずぎる。それなら加工するかな。といってもフレーム側は触らず、マフラー側を少々加工を加える。写真の取り付けステーの穴を削って広げるだけで何とか取り付けできそう。


シコシコと棒やすりでφ14くらいに広げる ブチルゴム(Oリング)で縦方向の振動対策
 取り付け穴は2個開いているが、簡単な加工で取り付けようと考えるなら一点止めになる。一番後部の穴がちょっと穴を広げるだけで、取り付け易そうだった。穴を広げるのに丸型の棒やすりを使った。時間はかかるが確実な手段。


フレームに干渉!あと6mm程のカラーが欲しい

約6mm厚のカラーが必要
 これがないと、二人乗り用のステップが付いているブラケットに干渉する。フレームとマフラーのパイプはそれぞれとが一体成形でないので、固有振動数のずれが必ず生じる。つまりそれぞれが異なって振動する。すると接触しているお互いが削り合うようになり、強度の弱い方が負ける。つまりクラックが入ったり、削れ割れたりするのだ。
 自分は旋盤を借りて急遽6mm厚のカラーを自作してみた。内径はφ8.3mm、外径はφ24mm(純正マフラー取り付け用のカラーの内径・外径ともに同じ)にした。旋盤の使い方を熟知していれば15分くらいあれば出来る。材質はS45Cで比較的軟らかい。

 ※上の6mm厚のカラーを挟む方法は、ノーマルマフラーを取り付けていたカラーをそのまま使うことを前提にしてあります。

 他の方法には汎用の座金を何枚か重ねる方法や、ブチルゴムで挟む方法・純正マフラー取り付け用のカラーを使わず、専用に製作するなど方法は人それぞれだろう。

振動対策は万全に!
 エイプやXR100のエンジンは直付け(振動吸収のエンジンマウント無し)なので、振動が少々多いことで知られている。たからウインカーステーなどあらゆる各パーツにショック吸収のラバーが挟まっている。実際ノーマルのマフラーには、カラーと一緒にラバー製のキャップが挟まっている。かつてCRM80に乗っていた頃、激しい振動(フレームが歪んでいたのもあるが・・・)で、チャンバーのシリンダー取り付け部の根元からクラックが入って、ポッキリ折れたことがあった。そんなわけで振動対策は慎重すぎるくらい行った方が良いだろう。



取り付けた様子
 振動を吸収させるには、マフラーのステーを完全にカラー・ボルトなど金属から絶縁しなければならない。横軸方向にはフレーム・6mm厚カラー・ブチルゴム厚3mm・マフラーステー・ブチルゴム3mm厚・ノーマルカラー・ボルトという構成。縦軸方向には中心から、ボルト・ノーマルステー・ブチルゴム(ステーの穴の広げ方によって外径は依存する)・マフラーステーという構成でサンドイッチしている。縦方向の振動対策は、ブチルゴムを削った径に合わせて加工したが、水道用のO-リングを流用した方が早いだろう。取り付け部の厚みが増した分、ノーマルのボルトでは長さに不安があるので、エイプ100のマフラー固定ボルトを使った。
 6mm厚の自作カラーは鉄であり錆びてしまうので、現在は塗装してあります。




こんな感じかな。 ほとんどノーマル純正そのもの
 レーサーXR100のマフラー取り付けた様子。何の違和感もなく収まった。アフターパーツと違って、音量もさほどうるさくなく、またデザイン的にも浮かないので、外見を変えたくない派には最適だろう。価格も安いしね。

総合インプレッション 
 マフラー自体の排気音は、97年頃のXR250の排気音を少し大きくしたような感じ。全体的な音は、ライセンスプレートに反響して、セローのようなパタパタ音も追加させた音でした。スーパートラップマフラーに近いような音でもあるかな。ノーマルマフラーの静粛さに慣れていると少々やかましく感じるかもしれません。最初自分もちょっとやかましいかな・・・と感じていましたが、今となっては丁度良い大きさです。(ノーマルマフラーだとあまりにも静か過ぎて、相手に気づいてもらえないことがあり危険を伴うことがある)

レーサーXR100マフラーの排気音! ダウンロード
 MP3形式約130kB MONO音声 56kbps IFP395で録音
※聞こえ方は再生するパソコンのスピーカーやアンプ・イコライザーなどの設定で、いくらでも変化しますので、あくまで目安です。再生にはサウンドハード環境と、MP3に対応したプレーヤーソフトウエアが必要です


 
走りへの影響は、ノーマルマフラーでは不足がちだった上の方での加速が増した。大体55km/h〜70kmくらいの加速が良くなった。下の方の加速は若干落ちたかなという感じはするが、あまり変わらない気もする。ただこれらはキャブレターなども変更していることから、マフラーだけの要因ではない。ドライブスプロケも1丁アップしているしね。トップスピードは平地で85km/hは確認できた。下りだと90km/hは出ていた。排気量の変化はないので、トップスピードはあまり変化しないと思う。むしろそのトップスピードに乗るまでの時間(要は加速)が早くなるかどうかだろう。


耐久性
 最後に耐久性はどうか?元々エンジン2点フランジ止め・フレーム3点止め(レーサーXR100の場合)の所をエンジン2点フランジ止め・フレーム1点止めに変更をなさざるを得なくなった。ビンビンにダートを攻めるには、少々無理があるかもしれない。ただツーリングや街乗りなど一般ユースの場合は、さほどストレスがかからないので、大丈夫なはずだが。まあこれはもう少し様子をみていく必要があるだろう。

記事内容2005年3月現在

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