| XR100モタード ウインカーLED化ほか 各安全灯類バッテリー駆動へ |
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| 前回にバッテリーを搭載し、灯火器類をバッテリー駆動に変更することにした。これによりヘッドランプの60W化も無理なく行える。以前CRMのヘッドランプユニットに交換してH4型の電球が使えるようになった。60Wのヘッドランプ球を使うことも可能ではあったものの、さすがにブレーキを踏みウインカーを出せば、暗くなってしまうのは避けられなかった。 バッテリー駆動にするモノ ◎メーター照明(約3W) ◎ウインカー灯(10W) ※ウインカー灯は前後交互点灯のため、同時間上では10Wになる。 ◎ブレーキ灯(10W) ※尾灯5Wに関しては変更なし。 ウインカー系 LED・電球のどうちらも差し替え可能に
LEDの基盤への取り付けは光が拡散するように微妙な角度を付けている。
今回はパーツをけちらずに揃えたので、前よりも大幅に小型になった。ケースはタカチ製を使っているが、SW-40に収まったため丁度ウインカーリレーと同等のサイズになった。ウインカーリレーが付いていた個所に、両面粘着テープでくっつけてある。 ドライバーのパワートランジスタ(緑色のパーツ)はLEDだけを駆動させるのであれば、コレクタ電流が1Aくらいで十分である。しかし元の電球(10W×2個)もドライブできるように、7A対応のものを使用した。一応安全率も2倍以上を見込んでおいた。 配線 もともとのウインカーリレーには3本の線が付いている。通常は2本であるが、電力を抑えるため前後交互式になっている。バッテリー駆動にする場合は前後交互点灯にするメリットもあまりないので、前後同時に点灯するようにした。これらの方法はエイプの項を参照 4047は2系統交互出力になっているので、回路の変更で交互点灯にすることも簡単に可能である。 夜は視認性は十分であるが超高輝度タイプを21個使用したため相当明るい。しかし昼間はやはり電球の明るさには敵わない。夏の強い日差し下では電球に比べ視認性は良くない。そういう意味では安全性は少々劣ることになるだろう。切れる心配をしなくてよい所が最大のメリットかな。 ブレーキ灯をバッテリー駆動 ブレーキ灯は10Wと少々大きい。これをバッテリー駆動にすることでヘッドライトの60W化は無理なく行えると思う。
このスイッチにはAC電源が来ており、スイッチをON(ブレーキを作動させると)にすると通電して、ブレーキ灯に電気が行くようになっている。このスイッチにACの換わりにバッテリーからの直流電気を流しさえすれば、バッテリーの電気でブレーキ灯を光らせることができる。まずはカプラーに付いている2本の線の内、AC電源がどちらに来ているか探る必要がある。この診断にはテスターが必要。ACのラインを確認しテープでマーキングした。ブレーキ前後それぞれ逆になっていたので要確認。 マーキングした方の線を切断し、カプラー側の線を封印してスイッチ側の線にバッテリーからの電気を接続すればOK。バッテリーからとは言え、一度キースイッチを通すのは必須。キーをONにしなくてもランプが点いてしまうよ。 加工をスイッチ側のラインにした理由は、カプラー以下スイッチは取り替えてもさほど費用はかからないから。もしハーネスを加工してしまったら、何らかの理由で元に戻す場合交換に結構費用がかかるのだ。 尾灯は5Wとなっており、こちらは通常どうりAC駆動にしてある。これはヤマハのDTも同じ方法が採用されている。 いずれはブレーキ灯・尾灯ともにLED化を考えているものの、電球の明るさも捨て難い。集団ツーリングなどにもよく使うので、安全上尾灯は視認性を重視したいので、恐らく電球のままになると思う。 メーター照明もLED化 メーターに使われている球は、一般的なウエッジ球(差込の割り口がガラスになっているタイプ)で3Wが使用されている。最近になってウエッジ球互換のLED球も色々なタイプがラインナップされるようになった。価格も800円くらいなので、わざわざLEDそのものを買って加工するまでもなくなった。今回は市販品を導入した。 ただしLED球は交流で使用すると暗く(低回転時においては点滅)そのまま使用すれば破損することが多い。こちらもバッテリー駆動に変更して使用している。カプラー以下ソケットまでを加工して使用。 とりあえず23Wの電力を還元することに成功。その分ヘッドランプを消費電力の大きい60Wに変更。35W⇒60Wで消費電力の差し引きはほぼ均等。たとえ消費電力を抑えたいからといって、ヘッドライトまで消灯させることは避けたい。レクチファイヤーが内蔵されているとはいえ、過大な電圧が生じて他の電装パーツを破損させる危険があるからである。今回のカスタムはあくまでヘッドライトのハイワッテージ化に伴い他の部分での省電力化が目的である。 2006年4月追加 ここまできたらテールランプもLED化したくなる。従来の電球との互換性を確保しながら搭載する方法を考えてみた。 というのもブレーキ灯をバッテリー駆動すると少々充電不足気味です。今のバッテリー搭載での充電配線では、満充電までには至らないようです。特に寒い冬場は顕著に表れます。バッテリー容量からもあまり大電流が必要な機器への接続には向かないようです。 とりあえず回路基盤を製作。 ![]() 基盤はテールランプのケースに収まるくらいにカットしてます。自分の場合赤のLEDでブレーキ灯・常尾灯、白色LEDでライセンスプレート灯の3WAYで構成してます。常尾灯とライセンスプレート灯は両方白色LEDを使えれば同回路で併用できますが、数が多いので費用の面で不利であります。各LEDは4000mcd以上のものを用いました。 ブレーキ灯はバッテリー搭載により直流化してあるので、整流回路は搭載しておりません。2個直列×7列の14個で構成してます。 常尾灯・ライセンス灯は交流のままなので、ブリッジ整流回路で直流にしています。ブリッジダイオードは黒の四角いのがそれです。コンデンサは100μFを取り付けてます。常尾灯は赤LED2個直列×6列の12個、ライセンス灯は白色LED2個直列×2列で構成してます。 いずれも制限抵抗は各列ごとに配置しました。一つの抵抗にまとめると発熱してハンダを溶かしてしまうことがあるためです。各列ごとに配置することで多少場所をとりますが、一度に全てのLEDを破損するようなことは避けられるので安全性を優先してます。抵抗値は使用するLEDや個数によって変わってきます。 取り付けステーは薄手の銅版をハンダで固定し、テールランプのレンズのビスが通る位置に穴を開けています。テールランプのケース(反射板が付いているやつ)とレンズとで挟み込むように固定します。 電源取得用のアタッチメント製作電源の取り出しは電球のソケットから行います。最近自作によるLED化が流行しているのか、電球の口金のみの販売を行っているのを見たことがあります。それを利用すると便利でしょう。自分は電球の口金とソケットの接点の間に写真のようなアタッチメントを挿入することで電源を取るようにしました。もともと付いてある電球をそのまま差し込むことで固定してます。 この方法だと万一に備え電球を常備できます。LEDも切れないというわけではありません。 点くか否か実験中正常に動作したらテールレンズを被せて完成。 消費電力は大幅に抑えられ、見た目の明るさは電球よりも明るいです。 |