XR100モタード115ccボアアップ

武川のS-ステージシリンダーキット
2005年3月26日、走行1100km時点で115ccシリンダー・ピストンを組み込む。ただし115ccシリンダーキットはエイプ100に使用していたものをそのまま移植する。現時点で丁度5000km使用していることになるかな。

以前エイプ100用に買った115cc化キット
 エイプ100に取り付けていたキットをそのまま使用する。ただしガスケット・シール類は新規に購入した。メーカーから1890円でガスケットキットが別途に用意されている。
 組み付けはエイプ100への組み込み参照


 
致命傷に繋がる?かも
 正直5000km使用しているので、異常がないか点検を念入りにしておいた。ピストン系統は全く問題ない。カーボンも薄っらのっていたが、キャブクリーナーで洗い落とせるくらいだった。できるならリングくらいは新品にしてもよかったかもしれない。

 ただしシリンダーには致命傷に繋がるかもしれない損傷が見られた。もともと115ccシリンダーはノーマルの99ccよりも3mm程径が大きい。よってその分スリーブが非常に薄くなるのだ。写真にあるようにロッドとノックピンが入る穴が4箇所開けられているのだが、その内で内径に対して一番薄くなっているところの穴にクラックが入っていた。クラックは縦方向にシリンダーガスケットの面まで達していた。ただスリーブにまでは達していないのでそのまま使い続けても問題はないだろうとショップの方も言っていた。耐久性を求めるなら、モンキーやカブなど横型のエンジンをボアアップする場合、75cc程度にとどめておく方がいいとショップの方も言う。エイプ100やXR100のボアアップキットの中には、119ccというさらに1mmくらいボアが大きいものも存在するが、果して耐久性は大丈夫なのだろうか。この100ccクラスならボアのみであれば115ccまでに抑えておくべきだろう。それ以上欲しい場合は、ストロークアップは避けられないと思う。

 さらに5000km走行後に外したシリンダーには、ロッドが入る位置に対して、シリンダーの偏磨耗(縦筋)が見られた。これは恐らく締め過ぎによるものだという。それで今回は適正トルクで組上げることにしたので、トルクレンチを用意した。


エンジンを降ろす
 毎度のこと、作業はエンジンを降ろすことから始まる。タンクなどの外装は特に退けなくても大丈夫。


室内でエンジン分解
 ガレージだと犬の毛がエンジンに入り込む恐れ大なので、室内でエンジンを開けた。今回はトルクレンチも用意した。とりあえず使えれば良いので、3000円くらいの安いやつを急遽買ってきた。
 作業にはソケットレンチ各種・オイラー・ニッパー・マイナスドライバー・シックネスゲージは最低限必要。
 このエンジンだとクランクケース(クラッチ側)を開けることなく作業できるので、CBX125F程オイルが漏れることはないので、室内でも新聞を敷くくらいで大丈夫だった。自分は念のためビニールのゴミ袋大と新聞紙二日分を敷いてある。


取り付け完了
 ボアアップシリンダーにはオイルクーラーの取り出し口が付いてあるので、ノーマルシリンダーとの見分けがつく。ガスケットセットに入っていたエキゾーストガスケットを組み込んだら、エンジン周りはすごく静かになった。標準装備の金属ガスケットよりも消音効果大だったので、静かにしたい場合は取り付けよう。

 セッティングはとりあえずエイプの時と同じにしてあるが、少々薄い気がする。ただ前回は非常に気温が高い時期に行っているし、マフラーも替わっているので、当時のセッティングが出ないのは当然か。今のは気温が20℃以上のセッティングであるので、もう少し温度が上がればセッティングが出るはず。もう少し様子見ということで。

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