エイプ100にバッテリーを積もう!

まず、バッテリー収納ボックスを作成してみよう
 エイプは50ccも100ccのどちらも、バッテリーレス方式である。したがって、メインキーをオンにしてもエンジンをかけるまでは、電気は発生しないので、電装はエンジンをかけなければ使用できない。
 また、ディジタルメーターや電気式のタコメータなどのオプションを付けた時、バッテリーレスであると、過電圧が発生して、よく故障するケースがあるという。自分の場合もタコメータなどのオプションも付けてみたいし、ツーリングではやっぱりバッテリーがあった方が、何かと便利である。そこで今回エイプにバッテリーを積む計画を立てて、実行してみた。2003年10月5日に実行してみた。
 今回の計画で、最もネックになるのは、「小柄なエイプの何処にバッテリーを積むか」ということである。他のオーナーさんがよくやっているのは、オプションで付けたリヤのマッドガードの板そのものに取りつける方法であるが、エアクリーナーのボックスがある場合は無理である。そこで自分は下の写真のように、シートをめくった下側に、リヤフェンダーとエアクリのボックスの間のスペースを作り、ここに装備することにした。

リヤフェンダーを少しカットすれば、65×120mm程度のスペースが生まれる
 実はと言うと、このスペースに積むためのバッテリーボックスは市販化されている。値段は大体7000円前後で多少出費がかさむ。今回作成しようとしている物は、アルミ板の300×400mm・板厚1mmである物が必要。ホームセンターで1000円くらいだった。
 
まずアルミ板をケガキを行い、カットする
↑アルミ板に油性のマジックなどで、折り曲げる所やカットする所を記入しておくと、加工がやりやすい。今回は横幅120mm高さ100mm奥行きが50mmのサイズにした。これだと12Vのモンキーなどに使用されているMFのシールドバッテリーを1個収納できる。

 
形を形成し、コーナー部を接着
↑展開の状態から、ハコ型へと形成するが、アルミ板なので一度曲げて、元に戻すのを繰り返すと、加工硬化が起こり、すぐに割れてしまう。曲げに関しては1回勝負である。
 組み上げでの接合は、普通「ろう付け」や「スポット溶接」、リベット接合など様々な手法があるが、手元に道具がなかったので、シリコンのコーキング用ボンドを使用した。これだと防水効果もあるし、振動を吸収・分散することも可能である。さらにハコの底部に、振動対策として、ブチルゴム板(厚み3mm)を適当に切って、ボンドで接着してある。バッテリーが振動で跳ね回るのは強度的にも良くない。

さあっ、エイプに取りつけてみよう

シートやリヤフェンダーを取り外す

 
フェンダーとシートは多少の加工が必要
↑フェンダーとシートを外して、フェンダーはフレームのブリッジの所を境に、カットする。自分は弓ノコを使用した。プラスチックなので簡単にカットできた。シートは雨水を防ぐ仕切りが付いているので、これをカットする。金切りはさみでカットした。プラスチック自体は非常に柔らかいので、割れることなく切ることができた。
 
こんな具合に取り付けた


タイヤと干渉しないか心配だったが、今のところ問題なかった
 ↑ボックスの「つば」がボックスとバッテリーそのものを支える。サイドフレームとシートのスペーサーであるラバーゴムとで挟むことで、サイドを固定される。また、120mm辺の方の「つば」は、写真には載せていないが、φ10の穴を開けて、ブリッジとフェンダーとの間に挟むように固定してある。

 注意点として、金属など材料を叩いたりして、加工するということは、加工した所に残留応力が生じます。上でも述べたように、同じところを何度も折り曲げを繰り返すと、材料が脆くなり終には破壊します。したがって、エンジンや走行時の振動で、加工部がクラックしたりする恐れがあります。特に穴を開けた個所の円周上や、支点である「つば」の切り込み部やバリがある部分は振動に対して非常に弱くなります。
 解決策として、ゴム製品などをうまく利用するなどして、振動を吸収・分散させるしかないでしょう。


 後はバッテリーを買ってきて、上手く配線するだけだが、このバッテリー結構な値段がする。12Vバイク用としては最小サイズの物ではあるが、ホームセンタを徘徊してみても、7000円くらいする。写真のバッテリーは既に死んでいるので、使えない。
 配線も少々の知識と加工が必要なので、配線はバッテリーを買ってから。で、配線は2003年11月15日に行った。
配線をしてみよう


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