| HONDA XR100モタード 2005年2月購入 |
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| 現在125cc、50ccの原付二種・原付とともに、オフロードモデルは皆無に等しい。21世紀頭排ガス規制や不況の影響が追い討ちをかけたこともあり、2004年時国産モデルの125cc以下で何とかオフも行けるよ・・・と言えるようなバイクは一握り(ApeやKSR)くらい。もうそろそろ出てもいいんじゃないのか?と思っていた矢先のことだ。 2005早春にXR100の正式公道モデルが出るぞ!と噂を聞いたのは去年の11月頃。XR100と言えばエンデューロモデルのレーサーであり、そのままではナンバーを取得して公道を走行することはできない。逆車に保安部品を付けてナンバーを取得するといった方法で何とか公道を走らせることができたが、手間もかかるしそれなりの知識も必要だ。でもXR100の公道モデルが出そうな雰囲気は前々から感じていた。 2005年に登場するXR100は、スーパーバイカーズ(モタード)として登場するという。外装はCRF100とほぼ同様で、二人乗り可能で前後ディスクブレーキ仕様となる・・・ということが分かった。日本国内は原付二種のオフ車に餓えている今日この頃であるが、さすがHONDA!ついにやってくれた!これは買うしかない。とエイプの代わりに導入することにした。というのもエンジンはApe100=CRF100=XR100というわけで、エイプにおごったキャブや、ボアアップシリンダーなどがそのまま移植できるというのも買い替える気になったことの一つ。エンジンの性能や耐久性はエイプのときで実証済みだ。またCRF100のパーツもそのまま流用が利くらしいので、今後本格林道仕様にすることも可能だろう。 自分のものは車体番号が下が・・0158なので158台目か?もう既に157台出ているのか。初番ロットを狙いたかったが、さすがに10番台を入手するのは困難だろう。消費者に出回る前にパーツメーカーなんかに優先して入っているしね。 |
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| 価格 100cc 29万円 50cc 24万円 カラーリング トリコロール(赤ホンダカラー)/ブラック
部位の紹介
エイプ100と同じHC07E形式。出力もエイプと同様と思われたが、0.5PSダウンの6.5PSだ(正直50ccのDT50よりも劣る)。吸気系やエンジンはエイプ100と同じらしいが、問題なのはマフラー(下で述べる)だろう。CRFのパーツ(マフラー・キャブ・カムなど)をそのまま移植すれば、ボアアップしなくても9.8PSにすることができるだろう。当然エイプ用のボアアップキットもそのまま使えるだろう。ボアアップ参考(エイプ) 自分の場合、とりあえず慣らしは200km程行う。初回オイル交換は1000km程と言われているが、フィルターのないHC07E型のエンジンでは遅くても、初回に限っては500kmくらいで交換したい。 エンジン自体レーサーのXR100やCRF100にも採用されている。自分もエイプ100で約18000km走行したが、耐久性と粘り強さは実証できた。オイル交換も1L缶丁度一本ですむなど、メンテナンス性もよく素晴らしいパワーユニットである。
キャブはエイプ100と同様かと思われたが、PB5QBという形式。口径は同じ。レーサーのCRF100やXR100のPD22に交換したいところ。取り付け参考(エイプ)またエイプ100同様、小径のインシュレーターがキャブとインマニの間に挟まっている。これを取り除くことで簡単にトルクアップが望めるだろう。エイプお手軽出力アップ作戦参考
マフラーはアップマフラーで、ダートに行っても擦る心配はないので良い。ただ排気口がストレートでない。バッフルはダミーである。正直マフラーを替えるのは嫌いな自分であるが、さすがに今回は替えたい気分にさせられた。0.5PSのパワーダウンもこいつが原因か?これもCRF100の純正に交換したい。でしました!
エイプのような丸型のメーターが採用されている。ただしエイプより少し大きめのタイプで、互換性はない。表示は90km/h(100km/hまで目盛はある)だ。正直ノーマルのエンジンのままではまず出ない数字だろう。またオドメーターが5桁(最大99999.9km)表示になり、エイプより進化した。正直1万kmで1周するようなメーターは、ツーリング派には喜ばれない。そういう意味では今回のメーターは正解かな。欲を言えばトリップメーターが欲しい。 メーター周りはキースイッチとニュートラルランプが備わるのみのシンプルな造りだ。パネルに余裕があるので、時計を付けてみた。
エイプと大幅に進化したのが足周り。前後ディスクブレーキ採用で文句なし。正直フロントのみでもよいくらい。(ドラムのエイプですら、ブレーキをかける以前に、エンジンブレーキがよく利くので、殆どリヤブレーキは使っていない)
ステップはエイプと同様ゴムラバーの付いた折れ曲がらないタイプ。経験上地面を削って危ないので、攻めるならCRF100の純正に替えたい。取り付け参考(エイプ)ただし、エイプ100やレーサーのXR100とは逆にスプリングが付いているので、そのままでは取り付けることはできない。エイプ100用のスタンド共に交換する必要があるだろう。(レーサーのXR100用のスタンドでは長すぎる)レーサーXR100用ステップ取り付け報告 タンデムステップのブラケットは溶接されているので、エイプ100のように取り外すことはできない。
角型で35W/36.5Wのハロゲン仕様。エイプより5W程明るくなったはずだが。球もエイプより良い物が付いている(エイプはスタンダードな30Wのスタンレー球)ただユニットが角型で小形なので、エイプ(丸眼)の方が二倍くらい明るい(正直ハロゲン35Wでもエイプの30Wスタンレイ球(ハロゲンでない球)の明るさに劣る)。この角型ライトユニットの照射は、あまりにもピンポイント過ぎる上、極端に拡散する。ツアラー仕様にするならバハライトが欲しい。二眼のバハライト(モンキーバハかXLR250バハの)も加工次第で取り付けられろう。
フロントフェンダーはエイプと比べ少し大きめで、雨の日に走行しても前からの跳ね返りが殆どない。多少ライト辺りまではかかるのだが、ライダーに直接かかるようなことはなかった。フェンダーに加え、タンク・シュラウドの形状による効果も大きい。ただしタンク下はドロドロになるが・・・ ここはエイプにとって重要課題だった。まだ完全とは言えないがエイプと比べれば相当ましにはなったということで、ダウンフェンダーにしなくても十分使えるだろう。当然ダウンフェンダーにすることも十分可能だろう。フロントフォークはどうもNSRの流用(インナーは専用設計か?)らしく、取り付け用のステーが付いていた。ねじ穴は開いていないが、電気ドリルがあれば加工できるだろう。NSRのフェンダーも簡単に付くものと思われる。 その他
他あればよいもの ○バッテリー・・・エイプ同様にバッテリーレス。ツーリング派としては欲しかった。自作で取りつけよう。取り付け参考(エイプ) ○マッドガード・・・リヤのマッドガードはエイプ同様になし。できればCRFのを取り付けたい。雨の日乗ると泥や水が、リンク・リヤサスにまともにヒットするのでよくない。取り付けはエアクリーナーボックスの取り付け部(本来CRF100などが付いている部分は樹脂で埋められている)を穴開けする必要はある。マッドガード取り付け報告 ○ホークブーツ・・・エイプ同様になし。これも雨の日に走行する場合、シールを破損するのを防ぐことができる。エイプに取り付けているキジマのものが付くかもしれない。レーサーXR100用フォークブーツ取り付け報告 ○エンジンガード・・・これもエイプ同様付いていない。XR100やCRFの純正が無加工で取り付け可能なので、ヤマによく行く人は取り付けよう。取り付け参考(エイプ) また、該当取り付け報告 ○荷台・・・キジマからオプションで出ている。8000円くらいかな。ツーリング必須アイテム。 その他
シート高はエイプよりも35mm高い。これがまた丁度よい。100ccモデルはタンデムが可能であるとは言え、50ccとシートは共通。シートベルトが付いているかどうかの違いだけだ。二人乗りを殆どしない場合は、シートベルトを退けてしまった方が快適になる。どうしても長距離乗ると無意識に尻位置を移動させてしまうので、その時尻がベルトにあたってしまうのだ。
エアクリーナーボックスはエイプと同様だろう。エアダクトも同じだった。レーサーのXR100のダクトに替えるべきだろう。 今後バッテリーを積む個所に相当悩む。今度ばっかしはエイプと同じようにはいかないだろうな。電気回路は大丈夫なんだけれど・・・ 走行インプレ 走行はとりあえず慣らしなので無理はできない。サイズ的にもエンジンもエイプと同じな上、6.5PSという数値は50ccのDT50よりも劣るもので、ノーマルでの走りは正直あまり期待していなかった・・・のだが。 まずはキックで始動!何となくだがエイプよりも軽い蹴り味。キックアームはエイプの方が長いので、エイプの方が軽いはずなのだが・・・。 エンジン音は非常に静かだった。これは貫通マフラーのエイプに慣れていたこともあるだろう。振動もエイプくらいで然程違和感はないし、妙に心地がよい。シートの厚みがあるので、エイプよりもケツにかかる振動は少なく感じると思う。ただしやっぱりオフロードシート。長時間のライディングは少々疲れるかも。ツーリングなど長距離の場合は、エイプのシートの方がしっくりくるかな。 まずは加速。60km/hくらいまでの加速は、まあこれがまた4STらしくマイルド。ちょっとした上り坂にでもなれば5速ではきつく、ギヤを一段下げることになる。平地で70km/hは確認できた。と、ここまでは何も手を入れないド・ノーマル状態での話。 帰ってから上で述べたインシュレーターを外して、軽く流してみた。するとトルク・馬力ともにワンランクアップした。出だしも良くなり、速度も80km/hくらいは確認できた。あくまでインシュレーターを外しただけで、キャブの設定なんかは全くそのままである。キャブ・マフラー・エアダクトをレーサーのXR100、もしくはCRF100のものに交換すれば間違いなく9.8PSを取り戻すことができるであろう。意外にも出だしがよい。以上パワーに関するインプレ。 次に乗り味、いわゆるフィーリングは、エイプ100そのものだろう・・・と思っていたのだが、全く違う。どちらかと言えばXR系(そのまんまやんか(爆))かな。以前乗っていたXR250バハのようなフィーリングだった。当然そこまでの加速感や馬力があるわけではないのだが、たッたたた・・・と低速〜中盤の入り口くらいまでトルクがある感じの走行が楽しめる。まあ要するに250ccのXRをそのまま、ドラえもんよろしくスモールライト!で小さくしたような感じだ。エンジン自体エイプそのままであるが、ひょっとしたらこのマフラーそのものがファクターとして働いているのかもしれない。 またエイプよりもタンクの幅が(シュラウドのおかげか?)広くなったので、ニーグリップがしやすい。それに加えシート高が35mm程アップしている。これらの違いだけで、エイプとは全くフィーリングが違うのだ。まさにオフロードバイクにオンロードタイヤを履かせた(モタード)・・・と言う名に恥じない造りにはなっていると思う。 このXR100モタードの凶暴な性格は、細道のコーナリングでこそ現れる。試しに幅2.5mくらいの細道を流してみたが、エイプよりもコーナリングを鋭く味わえる。とにかくよく曲がる。やはりニーグリップがしやすいのと、シート高が少し高くなったのが大きく影響しているのだろう。少しエンジンをいじれば足回りもあいまって、細道走行は最強?になるだろう。正直6.5PSという数字だけを見れば、広い道路での走行性は期待できないと思う。しかし細道に入れば性格そのものが変貌すると言ってもいいかな。特にエンジンをいじらなくても十分楽しめることがわかった(インシュレーターは外そう)。 どんなバイクでも言えることだが、向かい風には弱い。正直四国(瀬戸内海側)において、冬に乗るバイクは楽しくない。何故なら殆ど西に向かうか、東に向かうかのどちらかになるし、西よりの風が強すぎる。まして着込むので空気抵抗が大きくなるのだ。そういう意味では冬はヤマに行って林道でも攻めている方が楽しいだろう。 雨の日走行インプレ 納車日の今日はあいにくの雨である。だがこれはこっちにとっては好都合。逆手に取るわけではないが、雨の日の走行テストを帰りついでに行えるからである。というのもエイプの場合、ノーマルのフェンダーではエライ目にあったからだ。XR100モタードの場合は果たしてどうか!?おお!ばっちし。前からの跳ね返りが殆どない。後ろも然り。フロントフェンダーはレーサーのXR100やCRFみたいに長すぎず、またエイプのように短すぎず、ベストなバランスが取れていると思う。だたしリヤサス・フロントフォークのインナーチューブに、水や泥が直撃する。ツーリングユースや長くベストな状態で乗りたいならば、マッドガードとフォークブーツは必ず取り付けたいところやな。雨の日対策ブーツ・マッドガード取り付け報告 ![]() さらに言えばサブフレームの切端の穴に水が入る。見逃すとフレームの内部から侵食が始まる。粘性のグリースをおもいっきり練り込んでおくか、シリコンシーラントなどで、栓を作って水が入らないようにするような対策は必要だろう。長持ちさせたいなら、とにかく錆には注意したいな。 ダート林道走行インプレ coming soon.. C/P〜コストパフォーマンス〜 コストパフォーマンスに関しては、人それぞれ考え方があるので一概には言えないが、100cc(29万円外税)はエイプ100(24.9万円外税)から見れば良いと思う。この差はやはり両輪ディスクブレーキ・キャストホイールといった足回りのウエイトが占めるものだろう。エイプとの差額は約4万円くらいだが、とてもでないがエイプにディスクブレーキ(まして両輪とも)をその差額で後から付けるなんて無理だろう。また50ccと100ccとの価格の差はエイプも同じである。二人乗り対策(フレーム強化・タンデムステップetc)やエンジン周りの違いによるものだろう。50ccと100ccの価格の差は少々ありすぎるような気もする。二人乗りは出来なかったものの、CRM50/80は50ccと80ccの価格の差は2万円だった。しかし何と言ってもDT50(当時19.9万円)のC/Pには適わないが・・・。 とは言え排ガス規制をクリアーし、ノーマルでもそこそこの走りをみせる。まして最強の足回りを手に入れた。原付二種で30万円以内に納まっているのだから、まあよしとすべしか。けれどあとわずか上乗せすればDT125Rが買えてしまうので高い気もしないわけではない。 さあ!これからバイクに乗り始めるぞ!という人には・・・ 自分は50ccの原付免許から始めた。当時はオフロードバイクにもそうとうラインナップがあった頃だったので、装備のバランスが取れたDT50を選んだのだ。これは原付以上の二輪免許は取ることはないだろうと、原付の中でも比較的大柄で長距離ライディングもこなせるものを探していたからである。初心のうちは乗るのが精一杯であり、いきなりカスタムだ!メンテだ!なんて無理だろう。そんな理由もありいじらなければDT50のパワーや装備よりも劣るXRモタードを勧めるのはいかがなものかとも思える。原付50ccのXRモタードはどんな感じなのかは分からないが、100のノーマルでDT50と争うどうこうであれば、パワーに関してはそうとう難があるのではないだろうか。自分としては原付免許から始める方で、さあ初バイクを始めようという方には中古であってもDT50をおすすめするだろう。 良い所もあれば悪い所もある。100%良い所のみにしろ!なんて当然無理な話。悪いと思う個所はユーザーが何とかすればいい。ノーマルのパワーに関しては不満があるものの、ちょっとした調整や、ダクトの交換など殆どお金をかけずにパワーアップを行うこともできる。とにかく今回のXR100モタードの登場は、原付二種・・・いやいや、リトルオフロードバイクファンにとって大きな話題となるだろう。 自分的には、初めて買ったDT50くらいの感動があった。まあとにかく良いということで。 追加 2005年3月に約200km程のショートツーリングに出てみたのだが、やっぱこのシートやたら疲れる。エイプのような幅広なシートでないので仕方ないのだが、とにかく疲れる。長距離ツーリングに使うなら、エイプの方がおすすめかな。正直長距離乗るシートポジションではないと思う。 2005年4月、ニケツも試してみたが、一人でさえケツの移動が頻繁に必要なこのバイク。自分(運転手側)がやたらケツを後ろに移動させたくなるので、後ろはたまったものではない。まして形状も細長いシートであるので、急加速するとパッセンジャーを置き忘れてくる(爆)なんてこともありえそう。正直な話二人乗りは半径1km以内の移動に抑えた方が無難。まあそのくらい大変かな。そんなわけでタンデムシートを空けておかなくてはならないので、カッパなどの小荷物をのせておくのも辛い。荷台の取り付けは必要だろうなあ。ケツの体重移動のせいで、後ろに積んであったカッパを何処かに落としてしまいましただ! 最初に色々と誉めてきたんだけれど、1ヶ月乗ってみると色々と粗が出始めましただ。 |
記事内容 2005年2月現在
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