DT50殿堂入り

2003年8月お蔵入り
 DT50は2003年8月、役目を果たし、力尽きたのであります。70600kmでした。林道を走る楽しみや冒険心、バイクに乗る楽しさそのものを教えてくれた良き原付バイクでありました。
 バハやCRM80、DT125を乗ってきましたが、一番距離を稼いでいるのではないでしょうか。往復50kmの通学を3年間・バイト先まで往復12kmを3年間・過去最長の日帰り四国半周ツーリング600kmなどなど、70000kmに刻まれた足跡は、大きいものばかりであります。それに大きさが丁度良いし、乗り心地も良かったので、バハがあるのにもかかわらず、DTばかり乗っていました。


 68000kmを超えた辺りから、エンジンの調子が悪くなり、60ccのボアアップシリンダーや、ピストンをスポイルしてしまいました。その後50ccに戻して乗っていたのですが、70000kmを超えた辺りからスロットルを回し過ぎると、逆に失速するというトラブルに陥りまして、8月に実家に帰る途中で、酷い時は20km/hくらいしか出なくなり、エイプの購入を思い切ったわけであります。DT50をもう一度購入するという考えもありましたが、2STで環境に悪いし、背中が汚れる、もう少し燃費が良いバイクが欲しい、同じバイクを2回買うというのも・・・というわけでエイプになりました。DT50は絶版になってもう4年になります(1999年9月1日に施行された排ガス規制に乗りきれず、そのまま絶版となった)ので、補修性能部品が後どのくらいまで入手できるのか?など問題もあります。これはDT125Rに関しても同じですが、海外輸出向けに、現在も製造されてるので、部品はまだまだ入手できるはずです。


DT50アーカイブス
  
1                      2                      3
  
4                      5                      6
  
7                      8                      9
  
10                      11                     12
1:2002年秋期、大川村にて。確か紅葉の時期を狙った、ツーリングだったが、早すぎたのか、遅すぎたのかよく分からない紅葉だった。

2:中山町にて。四国ツーリングの出発点がここだった。DT50にとって好調の最盛期で、速度も余裕で3ケタ出ていた頃。写真のように、荷物満載で行くような、長距離ツーリングにも何度も出動したなあ。荷台とシートのゆとりがあったので、かなりの荷物を積むことができた。

3:2002年秋期の県道3号線で、DT50ならではの小型さを生かして、車が通れないような所でも余裕で通過できた。初めて通る林道を冒険するには、まずこのDT50で偵察をしてから出向く・・・というような使い方もしていたなあ。

4:2001年冬期で、桜三里を迂回できる、ちょっと冒険心が必要な関屋林道にて。デジカメを買ったうれしさに、早速ソロツーリングで使ってみた。

5:2003年ともりんと行く、剣山スーパー林道ツーリングにて。これがDT50の最後の林道走破となった。

6:2002年早春期、二ツ岳登り道にて。多少の雪道でも走破できた。足つき性の良いDT50ならではの芸当。

7:2002年冬期、ホームグラウンドの林道にて。何度目か忘れる程、この林道には来たなあ。

8:乾燥重量78kgのDT50は、車体をツールボックスに乗っけて、タイヤ交換も楽々できる。メンテナンス性もなかなか良かった。メンテや修理も、ショップに任せることはほとんどなく、汎用のツールで行えた。

9:エンジンは2ST最盛期の頃の設計で、49ccで7.2PSも出た。リミッターカットだけで、80km/hは出た。無茶なボアアップをして、フルスロットルが多かったにもかかわらず、70000km何とか耐えた。普通に乗っていれば、もっと走れたかもしれないな。

10:自分が行ったメンテの中でも、最も新鮮かつ困難を必要とした、ブレーキハブ交換でのスポーク張りである。こればっかしは、ノウハウをお父に伝授してもらった。

11:クラッチ交換は、新車購入〜DTがへたばるまで、一度もしていなかったが、時折こうして点検は行っていた。むしろクラッチハウジングに段付き磨耗が、発生していた。近々交換してやると思っていたら、DTそのものが寿命を迎えた。

12:自分が行ってきたカスタムの中でも、最も好評をいただいたのが、LEDウインカーである。この件の問い合わせが、かなりあったことを記憶している。DTの難点の一つに、電装が6Vであるということがあり、電球の暗さや電流の多さに参っている方は多いようで、このカスタムは、DTのオーナー以外からも多くの問い合わせをいただきました。オプションのハザード機能も好評でした。


 思い返せば、このDTでいろいろやってきたことが言えます。それに無茶だったと言えるようなことも多くしているなあと思います。70000kmという足跡は、自分が乗ってきたバイクの中でも、現在一番長いものになっています。今度はエイプ100がこのDT50の意志を継ぐことと思います。

とりあえず 車庫の軒下に保存
 ↑エイプを購入し、現時点で単車は5台目になるが、その内このDT50を入れて3台所有していることになる。よって車庫の中の容量が過飽和しており、うちの親に業者に引き取ってもらって、廃車にするようにうるさく言われたが、愛着のあるDT50を廃車にすることなどできるはずもなく、とりあえず、車庫の軒下に置く許可が降りたというわけなんです。



 まあ今後乗る機会があれば乗ればいいし、現状でも全く動かないわけでもありません。平地で頑張れば40km/hは出るので、原付初心者なら十分満足いくスピード?なのではないだろうか。それか教養のために、一度完全分解にチャレンジしてみてもいいなあ。また、電装の12V化も挑戦してみようと思っていたら、こうなってしまいました。まだまだやってみたいことはあったのですが、暇があればこのDTを実験用にして、やってみようとも考えております。
 この前にブレーキハブを換えたばかりだし、他の部品もまだまだ使える物も付いているので、部品取りとしても考えております。それか今後レストアしてみても面白いと考えております。