| YAMAHA DT50 (最終1997年モデル) (役目を終えて、現在は力尽きています) |
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| 私が初めて免許を取ったのが16歳の春休み、原付免許がそうだった。原付免許は50問のペーパー試験と実技の諸費用約1万円程で1日で取得することができるのだ。この頃から乗る単車はオフしかないと考えていて、愛読書のガルル誌を参考に無け無しのお金をはたいてDT50の新車を買うことにした。まさか1年後に中免を取ることになろうとはこの時夢にも思うまい(笑)。DTにしたのは実用性と長距離走破性が優れていることが理由である。また国産原付オフ中でかなり安価であることも大きな理由だ。 買ってからの感想はというとこれが大当たりで、リヤ17インチ、フロント19インチの大柄な車体が乗れば乗るほど快適にさせる。過去に通称「もっさん」との四国半周原付ツーリング約600キロを1日で余裕でこなした。(もっさんはなんとリトルカブ。)実は1日で此れほどの距離を走行したのは、今ですら最高となっており、250ccのバハを持ってしても今となってはやる気が起きない。このころは若かったのかな(笑)。でも私は実際バハよりもDT50の方が快適に感じるのも事実である。 その後中免も取得し往復50キロを毎日通学するには白ナンバーではあまりにも不安なのでここで思いきって60ccにボアアップして黄色ナンバーを取得。合法60キロ走行が可能になった。そしてパワーアップ(カスタム関係のボアアップに挑戦!参照)の実現も。その乗りやすさと快適性があいまって2001年11月をもって55000キロに突入した。しかも乗れば乗るほど調子が良くなる。さらに丈夫で、カーブで曲りきれず転倒してDTが空中で数回転してすっ飛んでいったというもっさんの話ではDTのボディ本体は無傷であったという。サブバイクとして通学やちょい乗りがメインに使用しているがほとんどメインバイクになっている。とにかくいろんな思い出が詰まっているこのバイクはとりあえず10万キロを目指して乗りつぶすぞー。と思っていたら2003年7月、70600kmで力尽きた。しかしよく頑張ってくれた。 |
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上の写真はDT50のコックピット!?(笑)である。速度計、回転計、水温計など50CCの原付にしてはかなりの装備である。オフ車にタコメータが付いているのは珍しい上、しかも50ccの原付でだ。現在は60ccにボアアップしハイグレイドの2STオイルを使用しているのでレッドラインの12000rpmまで回しても此れといった問題は出ていない。とはいうものの白煙はすごいし、ナンバーがオイルでベトベトに。下り坂では(左の写真)エレキットのサブメーターで測定してみれば三桁も何とか出るみたい。すごすぎるぞ!DT50よ。(笑) |
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| DT50のパワーユニットである水冷2サイクルピストンリードバルブ単気筒エンジン。2002年の1月に初めて車体から下ろしてみた。この時の状況をメンテナンス関係の総点検で紹介してるよ。エンジンは見た目限界そう…。エンジン自体は一昔に人気があったTDR50と同じ。TDRは簡単にいえばオンとオフの中間型のマシンでヤマハ版のKSRかな。 リミッターカット機能付CDIはデイトナ製で、これに交換するだけで80km/hは出た。話によれば三桁出るという噂もある。捕まったら、免許がなくなるなあ。 黄色ナンバーにすれば、合法60km/h走行ができるし、2段階右折もしなくてよい。キタコから60cc化キットが出ていた。フルセットで55000円とチト高価ではあったが。 |
| DT50スペック | |||
| サイズ | 1905X775X1100mm | 燃料タンク | 8.5L |
| 色 | ヤマハブラック | リミッター | 有り(最高速65km/hでかかる) |
| 軸間距離 | 1235mm | オイルタンク | 1.2L |
| シート高 | 785mm | ギヤオイルタンク | 0.7L |
| 最低地上高 | 265mm | 変速機構 | 6段リターン内4段クロスレシオ高速走行用5、6段 |
| 車両乾燥重量 | 76kg | ライト | 25W/6V |
| エンジン形式 | 水冷2サイクルピストンリードバルブ単気筒 | 燃費カタログ値 | 80km/1L (30km/h) |
| 排気量 | 49cc | タイヤ | F2.50-19 R3.00-17 |
| ボア、ストローク | 40.0X39.7mm | ブレーキ | 前後ドラム式 |
| 最高出力 | 7.2ps/8500rpm | ダンパーストローク | F170mm R150mm |
| 最大トルク | 0.62kgm/8000rpm | 新車価格(97年当時) | \199000 |
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| 上のスペック表を見れば60km/hから点線になっているがこれはリミッターがかかっている証拠。リミッターがなければ70km/hぐらいまで伸び、限界回転数の10000rpmでは80km/h位まで出るみたい。現在の国産原付バイクで60km/h以上の性能曲線が公開されているのは非常に珍しく発売された1985年頃は規制前だったのかな。 | |||
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※ボアアップ後はかなりパワーが上がり、ドライブスプロケも12丁から13丁に変更。丁度8000rpmで70km/hぐらいになった。エンジン回転数もさらに2000rpm程余裕があるので13丁が最適。ラインナップは最大14丁まであるが、14丁は燃費がよくなるが向かい風が吹くとローギアでアタックすることが避けられなくなる。風が強いこの地方では結果的に燃費が悪くなることが多かった。よって13丁が無難かな。燃費も35キロはもつのでかなりうれしい。DT50は排ガス規制によって2000年で姿を消すことになった。 |
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| 主な消耗部品のラインナップ |
| タイヤ ●ダンロップ K350 フロント19-2.50・リヤ17-3.00 ●IRC 純正タイヤ フロント19-2.50・リヤ17-3.00 IRCの方は最終型のDTのノーマルタイヤである。バンクで吹っ飛んでいちゃったので、個人的にはK350の方がおすすめ。オンロードでもクリップが意外とよい。いずれも通販だとフロント・リヤ共に3800円くらいかな。 ブレーキシュー ●デイトナ 1600円くらい ●ヤマハ 純正シュー 2000円 他キタコにもラインナップがある デイトナの方はシューに溝が彫ってあるので、カスが溜まってきても利きが良かった。ちなみにフロント・リヤともに同じ ヘッドバルブ ●小糸のMH6 6V-30Wハロゲン 1400円くらい ●スタンレイ 純正バルブ(6V車汎用) 6V-25W 250円くらい ノーマルのバルブ25Wでは暗すぎる。ブレーキ灯などをLEDを使って低電流化して、30Wのハロゲンを使うことをおすすめする。 チェーン ●RK(TAKASAGO CHAIN) GP420MS(ノンシールチェーン) 420型110リンク 2400円くらい チェーンはノンシールチェーンの強化タイプがおすすめ。またドライブスプロケットをノーマル12丁から13丁に換えていれば、110リンク丁度なので、クリップ式なら駒抜きの道具はいらない。 スプロケ ●ドライブ(フロント) 純正12丁 1000円くらい ●ドリブン(リヤ) 純正 3100円くらい 他にキタコ・アファムなどからも発売されている。耐久性を考えるなら鋼製の純正品がおすすめ。ドリブンの丁数は忘れた。 |
| 自己評価 | |
| 良い所 | 悪い所 |
| ●丁度よいサイズで軽いので狭い林道でも楽チンな所 ●ノーマルでもパワーがある所 その割に燃費がいい ●タコメータや荷台など充実した装備である所 ●かなり丈夫な所 ●消耗部品がかなり安い所 ●2STエンジンはメンテが楽。カムがないから気楽にシリンダを開けられる。 |
●F、R共にドラムブレーキである所。せめてFはディスクなら良いのだが。 ●バッテリー、電気系統が6Vである所 ●↑よってライトが暗い所 6V25Wは暗すぎ ●ミラーが一方しか付いていない所 取りつけても1500円くらいだけれどね。 ●2スト原付の弱点である長い上り坂が辛い所 ●2ストだから排気が汚い所。オイルが飛び散るしね |
| DT50は原付をメインに乗ることを考えている人や、原付で長距離を移動したいと考えている人にお勧め。リヤキャリアも付いているのでツーリングも余裕でこなす。比較的大柄であるのでサイドバックも取り付けられる。50ccの原付は高回転で回しがちになるが水冷なので熱ダレの心配が殆どない。万能50ccオフツアラーといってもいいかな。燃費も2STにしては抜群の低燃費(実質30km/Lくらい)。何より見てのとおり私のDT50は55000kmノントラブルだった。現在は62000kmになるが全然へこたれない。 大型バイクユーザーにも、セカンドバイクとしてお勧め。小さくなく、また大きすぎることもないこのサイズは便利さ請け合いである。残念ながら1999年の排ガス規制にクリアできず新車は買えないが中古で手に入れることはできる。 |
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