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HONDA CRM80
(現在は所持していません)
 
 DT50が45000キロを越えた頃そろそろ通学車を乗り買えようと思い(何故BAJAで通学しないかって?それはうちの学校は125ccまでしか乗りこめないからなんだ。私は以前に愛媛県の某高等専門校に在学していてこの時5回生だったんだ。毎日の通学距離は往復50キロぐらいかな。)スタイル、大きさ、消耗品の安さ、パワーでMj誌を参考に中古CRM80を16万円で購入した。

 これが大はずれですさまじい振動と燃費の非常に悪いこと(実際良くて20キロ)それに付け加えタンクの小さいことで通学2往復が出来ないこともある。さらに冷却水がシリンダー内にもれてクーラントと燃焼オイルがまざってコーヒー牛乳みたいになったり、チャンバーが根元からバッキンと裂けたり…

 確か購入する時、前のオーナーがレースで使用していたとショップの主人がいっていた。実際フレームがつぶれている個所も発見!恐らくスタックして車体が歪んでしまっていたのだろう。それに元々エンデューロ向けのバイクだから通学という実用向けでないことははっきりしておりスタイルで選んだ自分の責任だからしかたがない。(結局半年ぐらい乗ったかな、それでも1万キロは乗っているが…)2001年の8月に購入元で買いとってもらった。かなり高額で引き取ってもらえたのが幸いだった。今回のことを教訓に気をつけなければ。(苦笑)
 
 
振動がひどかったのは恐らくフレームの歪によりチャンバーがフレームに接触していたためだと思う。たまたま状態の悪い中古車を選んだだけで実際はもっと乗りやすいはず。何たって”世界のホンダ”のバイクだぞ。燃費がリッター20キロだといってもカタログ値の燃費が34キロだから良い方である。元々モトクロッサーは実用向けではないのだから。それにしても2STオイルの減りも早かったな。オイルタンク容量600ccで400km程しかもたなかった。
 

 CRM80の写真は殆どない。(こんな燃費の悪いのでツーリングなんかにいけるはずもなく。)あえて破損交換した時のチャンバーが残っていたから撮ってみた。シリンダーの付け根部分からパッキンといっているのがわかるだろうか。その時の排気音は凄まじかったぞ。丁度通学の途中だったものでかなり往生した。

 あえて長旅に使ったのは購入してすぐ高知にいるともりんの家に行った時かな。確か2月頃だったと思う。林道を通って行こうと思い白髪トンネルルートから向かっていたらすごい積雪で往生したのを覚えている。ここでエンジンの回しすぎでオーバーヒートしてしまったんだ。状況は沸騰した冷却水がリカバリタンクから蒸気を上げ、冷却水は1滴もなくなった。トンネルを越えると下り坂が続くのでとりあえずエンジンを止めて慣性の法則に則って下ったんだ。緊急時だったので少々山を下った所の川の水を代用した。実際川の水は硬度が高く、ミネラルが悪影響を及ぼすので使用してはいけないのだが…。この日は一人で高知にある鳥形山トンネルの実態を探るという目的もあった。このトンネルは素掘りのトンネルで長さが2キロもある。鳥形山トンネルは鉱山のトンネルで通れるかどうか判らなかったがあえて挑戦した。オフローダーはこういう所はかなり気になり挑戦したくなるものなんだ。とりあえず通ることに成功!(実際通ってもよかったのだろうか?。)凄すぎ。秘密基地みたいだった…と、こんな思いでもあるから何もかも悪かったわけではない。

CRM80の購入時は1242キロだった。売却時は11329キロであったから実質10000キロ乗ったことになるかな。

ミニコラム
 CRM80を買った時DT50(ボアアップver)は友人のもっさんが2万円で買いとってくれた。実際もっさんはこのDTを4500キロぐらい乗って私がCRM80を処分するのと同時に四輪を購入して必要なくなったというので私が1万円で買い戻したのだった。もっさんが所有している間にDT50はケミカルチューンで益々調子がよくなった。この頃にもっさんはこのDTで別子山村にツーリングに行っていたらしくその時カーブを曲りきれずすっ飛んでいったらしい。もっさんもDTもほとんど無傷で本当によかった。もっさんは、カブ→ZZR400→セロー→DT→現在はCBX125と波乱万丈のバイク乗りである。当時のバイクツーリングチーム名は「過積載」で単車の間で紹介している九州ツーリングにおいてZZRに巨大なRVボックスを2段重ねに積むという無謀もやった。(爆笑)


CRM80 スペック
サイズ 1880X765X1100mm 燃料タンク 5.2L
白・青 リミッター 無し(50ccタイプは有り)
軸間距離 1240mm オイルタンク 0.6L
シート高 820mm ギヤオイルタンク ?
最低地上高 270mm 変速機構 6段リターン
車両乾燥重量 78kg ライト 25W/12V
エンジン形式 水冷2サイクルピストンリードバルブ単気筒 燃費カタログ値 34.3km/1L (50km/h)
排気量 79cc タイヤ F70/100-17 R90/90-14
ボア、ストローク 49.5X41.4mm ブレーキ 前後ディスク式
最高出力 11ps/8500rpm ダンパーストローク F275mm R280mm
最大トルク 0.96kgm/8000rpm 新車価格(95年当時) \297000
 
 ※最高速度は下り坂で85km/hくらいだが振動が凄まじくとてもではないが維持できない。最高速においては60ccにボアアップしたDT50のほうが早い。やっぱすごいぞDT50!


自己評価
良い所 悪い所
●スタイリングのよい所。これはかなり引かれるな
●このサイズで前後ディスクブレーキである所。
●クッション性能が250cc並であり心地よい所
●12V回路でバッテリーレスである所 メンテ性が良い所
●クロスの練習には最適な所 サイズ、パワーがよい。軽のトランスポーターでも搭載できるかも。軽トラなら問題なし。
●タンクが小さく燃費が悪い所 オイルの減りも早い。レーサー直系だから仕方ないかな。
●かなり振動が強い所 私が買ったのは異常だったのかも?
●白煙が多い所
●総合的に全然実用向けで無い所
 CRM80はどちらかと言うとエンデゥーロ向けで決して実用向けではない。5.2Lの小型タンク、0.6Lのオイルタンク、燃費(カタログ値34km)を見ても必要最低限でありツーリングや日常ユースには向かない。ただその分走破性は抜群でジャンプといったパフォーマンスを余裕でこなす。足つき性はかなり良いのでトランスポータを利用して運んで林道にアタックしたり地元の林道を攻める分には最適のバイクである。排ガス規制で中古しか買うことができないのが現状

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